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農林水産省

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更新日:2016年1月13日

EU

EUでは、食品中のトランス脂肪酸の含有量や表示について、特別な規制を設けていません。ただし、デンマークのように加盟国が独自に規制を行っている場合があります。

なお、栄養表示における脂肪酸の強調表示において、次のような規則があります。

  • 低飽和脂肪酸、若しくはこれに類する表示は、固形の場合には100 g当たり飽和脂肪酸及びトランス脂肪酸の総量が1.5 g、液体の場合には100 ml当たり飽和脂肪酸及びトランス脂肪酸の総量が0.75 gを超えない場合に限り可能であり、いずれの場合も飽和脂肪酸とトランス脂肪酸の総量がエネルギー量の10%を超えてはならない。
  • 飽和脂肪酸を含まない(飽和脂肪酸フリー)、若しくはこれに類する表示は、100 g又は100 mlあたりの飽和脂肪酸及びトランス脂肪酸の総量が0.1 gを超えない場合に限り可能である。

 

2011年9月には、包装食品における栄養成分表示の義務化を盛り込んだ食品表示に関する規則の改正案が、欧州連合理事会において可決されました。この際、トランス脂肪酸については、対策を取ることによる影響等についてさらなる情報が必要であることから、その表示は義務化されませんでした。そのため、欧州議会及び欧州連合理事会は、欧州委員会に対して改正規則の発効から3年以内に、トランス脂肪酸の情報提供や使用規制を含めた各種対策の影響に関する報告書を提出するよう要請しました。

これを受け、2015年12月に、欧州委員会は「各食品とEU諸国民の食事に含まれるトランス脂肪酸」に関する報告書を採択しました。今後、欧州委員会は、より多くの情報を収集し、この報告書を基礎としてさらに検討を進めるために、パブリックコンサルテーションを実施し、影響評価を行うとしています。

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