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更新日:平成28年5月31日

担当:消費・安全局 畜水産安全管理課

ペットフード安全法 表示に関するQ&A

事業者のみなさまからのよくある質問と答えをまとめています。リーフレットやマニュアルをご一読の上、これらのQ&Aをご活用ください。

 

(ペットフードの表示全般について)

Q.1 ペットフード安全法で義務付けられている表示事項(表示の基準)はどんな項目ですか。

A.1 ペットフード安全法では、問題発生時に製品や原因を速やかに特定し、ペットの健康被害を未然に防止するため、ペットフードの名称、賞味期限、原材料名、原産国名、事業者名及び住所の5項目の表示を義務付けています。 表示例はリーフレットもご参照ください。

Q.2 ペットフード安全法で表示が義務付けられている5項目は、一括して表示するのですか。それぞれバラバラに表示しても構いませんか。

A.2 一般的には、一括して表示した方が消費者にとってわかりやすいと考えられます。ただし、ペットフードの容器包装によっては、一括表示するための十分なスペースがとれない場合があります。そのような場合においては、バラバラに表示せざるを得ない場合もあろうかと思いますが、消費者にわかりやすい表示になるよう配慮してください。

Q.3 製造・輸入されたペットフードを店舗において開封し、バラ売りの状態で販売する場合、表示は必要ですか。

A.3 ペットフード安全法では、表示がないペットフードを販売することは禁止されています(第6条3項)。製造・輸入されたペットフードを店舗において開封し、バラ売りする場合、表示の基準として定められた表示については、当該販売業者が行うこととなります。
  バラ売り(持ち帰りのための簡易包装を含む)のため包装に表示ができない場合には、必要表示事項を記載した紙面等を購入者にお渡しできるよう用意しておくか、売場において消費者の方に必要な項目が的確に伝わるよう掲示してください。
  なお、製造業者等により表示された賞味期限は、適正に保管された未開封の製品について設定されたものです。このため、販売業者等において、販売用ペットフードの容器包装の開封等を行い、当該販売用ペットフードの賞味期限を変更する必要がある場合は、当該販売業者等が適切に対応する必要があります。

Q.4 ペットフード安全法で義務付けられている5項目以外の表示は、どうなっているのでしょうか。

A.4 公正取引委員会及び消費者庁の認定を受けた「ペットフードの表示に関する公正競争規約」では、ペットフード安全法で義務付けられている5項目以外に、目的、内容量、給与方法、成分についても表示することになっています。ペットフード公正取引協議会の会員でなければこれらの表示は任意です。
  また、ペットフード安全法以外の法律については、各法律を所管している省庁・部署へご確認ください。

例1: 有機飼料として有機JASマークをつけることができるかについては、有機食品等の検査認証制度に関するページをご参照の上、担当部署へご照会ください。

例2: 「有機原料を使用しています」等の表示が可能か等については、ペットフード安全法の規定はありませんが、景品表示法の優良誤認に該当しないか確認してください(消費者庁の景品表示法の相談窓口〔外部リンク〕)。 

例3: 成分の効果効能、用法容量等から医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の適用を受けるかは、「動物用医薬品等に該当するか否かの考え方」のページをご参照の上、必要に応じて畜水産安全管理課 薬事監視指導班へ確認してください。

Q.5 ペットフードのパッケージに、「人も食べることができます」と記載してもいいですか。

A.5 そのペットフードを食品とすることが適切かについては各地域の保健所等に確認してください。

 

Q.6 ペットフードの福袋を販売する際、ペットフード安全法で義務付けられている表示は必要ですか。

A.6 福袋の中に入っている各製品には表示が必要です。福袋の外装には、必ずしも表示をする必要はありませんが、表示や商品説明を記載する場合には消費者にとってわかりやすいものとなるよう努めてください。

 

Q.7 ペット用飲用水についても、ペットフード安全法に基づく表示が必要なのですか。

A.7 ペット用飲用水についても、他のペットフードと同様にペットフード安全法に基づく表示をする必要があります。
ペットフード安全法では、問題発生時に製品や原因を速やかに特定し、ペットの健康被害を未然に防止するため、ペットフードの名称、賞味期限、原材料名、原産国名、事業者名及び住所の5項目の表示を義務付けています。


(ペットフードの名称について)

Q.8 ペットフードの名称の表示について、気をつけなければいけないことは何ですか。

A.8 ペットフードの名称には商品名を記載することとなっています。犬用又は猫用であることがわかるように記載してください。

Q.9 名称に関して、犬用、猫用のどちらにもよい製品は何とかけばよいのでしょうか。

A.9 例えば、犬用・猫用と書いてください。犬か猫かが分からないような、「ペットフード」とか「ペットスナック」だけの名称は消費者の誤解を招くおそれがあるので、適切ではありません。

Q.10 名称に以前からの商品名を記載したいのですが、商品名からは、犬用か猫用か分からないので、名称とは別に「犬用」、「猫用」、「犬用・猫用」などの表示をする方法でもよいですか。

A.10 名称に「犬」や「猫」、あるいは「ドッグ」、「キャット」の語句が含まれる場合は、犬用、猫用であることが明らかですが、犬用か猫用かわからない商品名を記載する場合は、名称の欄に商品名に加えて「犬用」、「猫用」あるいは「犬用・猫用」と記載してください。
  また、犬・猫以外の動物も対象としたペットフードについても、「犬用・猫用・○○用」、「犬用・猫用・その他」など、犬用・猫用がわかるように表示してください。

Q.11 ペットフードの名称は、商品名を記載することとなっていますが、商品名は包装の表書きに記載し、一括表示欄には「成犬用総合栄養食」のように犬用とわかるような記載をしても構いませんか。

A.11 ペットフードの名称とは、商品名のことですが、犬用又は猫用であることがわかるようにする必要があります。商品名からは「犬用又は猫用」であることがわかりにくい場合には、商品名のほかに「犬用又は猫用」であることを併記していただくこととなります。商品名と「犬用又は猫用」であることの記載を一箇所にまとめて表示することが困難な場合には、一括表示欄などに、例えば犬用であれば「成犬用総合栄養食」のように犬用であることがわかるような記載をして、商品名は包装の表書きに記載していただいても構いません。ただし、消費者にわかりやすい表示になるよう配慮してください。

(原材料名について)

Q.12 原材料名は全て表示する必要がありますか。

A.12 使用した原材料(添加物を含む)を全て記載する必要があります。 ただし、いわゆる加工助剤については表示を省略することができます。加工助剤とはペットフードの加工の際に添加される物であって、次のいずれかに該当するものをいいます。
      ・ペットフードの製造の過程において除去されるもの
      ・当該ペットフードの原材料に起因してそのペットフード中に通常含まれる成分と同じ成分に変えられ、かつ、その成分の量を明らかに増加させるものではないもの
      ・当該ペットフード中に含まれる量が少なく、かつ、その成分による影響を当該ペットフードに及ぼさないもの
    なお、事業者が科学的・合理的根拠等に基づき加工助剤であることを説明できない場合には、表示の省略はできませんので注意してください。
    ビタミン、ミネラルのプレミックスを使用した場合も、原材料名として「ビタミンプレミックス」などと記載することはできず、ビタミン、ミネラルの個別名を記載する必要がある一方、プレミックス中のその他の物質で加工助剤に該当する物質は表示を省略することができます。

Q.13 原材料名の記載について、順番はありますか。

A.13 公正取引委員会及び消費者庁の認定を受けた「ペットフードの表示に関する公正競争規約・施行規則」では、原材料名の表示は、使用量の多い順に記載すると定められています。ペットフード安全法では、原材料名の記載順序は特に規定していませんが、消費者に対する適切な情報提供の観点からは、原則、多い順に記載することが望ましいと考えます。

Q.14  愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律の施行についての第3、3、(3)表示の基準(成分規格等省令別表の3)の別表1に記載されていない分類名を記載してもよいですか。

A.14 ペットフードの原材料は、原則として個別名を全て記載する必要があります。
別表1にない分類名については、消費者にとってわかりやすいものであれば任意で追記は可能です。ただし、必ず個別の原材料名も併記する必要がありますので注意してください。

例:原料にひえ、あわを使用するので、雑穀と記載したい
「雑穀(ひえ、あわ)」のように個別の原材料名であるひえ、あわが記載されていれば、「雑穀」という分類を併記しても問題ありません。「雑穀」だけでは個別の原材料の記載がないため不適切です。


Q.15 ペットフードの原材料に含まれる添加物を表示する必要はありますか。

A.15 原材料名にはペットフードの製造に使用した添加物を記載しますが、原材料に含まれる添加物の表示は任意表示となります。例えば「かにかま」や「チーズ」などの食品をペットフードに配合する場合、「かにかま」、「チーズ」を原材料名として表示します。 
 「かにかま」に赤い色素が使用されている場合、色素を原材料として表示することは任意ですが、消費者からの問合せには対応できるようにしておくことが望ましいと考えられます。 


Q.16 原材料表示に関して、個別名と分類名を同時に混ぜて使用しても構いませんか。

A.16 混ぜて表示しても可能です。ただし、わかりにくくなること、一貫性がなくなることにより、消費者の誤解を招くことのないようにしてください。

 

Q.17 添加物名はどのように記載すればよいですか。

A.17 原則として使用した添加物全てを記載してください。
この際、甘味料、着色料、保存料、増粘安定剤、酸化防止剤、発色剤が使われている場合は、用途名と添加物名の両方の記載が必要です。

例1:保存料としてクエン酸ナトリウムを使用している場合
「保存料(クエン酸ナトリウム)」または「保存料(クエン酸Na)」

例2:酸化防止剤としてブチルヒドロキシアニソールを使用している場合
「酸化防止剤(ブチルヒドロキシアニソール)」または「酸化防止剤(BHA)」

 

記載すべき添加物名については、必要に応じて、こちら(外部リンク)に掲載されている食品添加物の指定添加物リスト(規則別表1)や既存添加物名簿等に掲載されている名称等を参考にしてください。

 

Q.18 添加物の一括表示はできますか。

A.18 イーストフード、かんすい、酵素、光沢剤、香料、酸味料、調味料、豆腐用凝固剤、苦味料、乳化剤、pH調整剤、膨張剤として使用される添加物については、これら一括名での表示とすることも可能です。

例:酵素としてアミラーゼとパパインを使用している場合、「アミラーゼ、パパイン」と表示する代わりに「酵素」と一括名で記載することができます。


Q.19 添加物の表示で、物質名を集約しての記載はできますか。

A.19 栄養強化剤のビタミン類又はミネラル類は、「ビタミン類」又は「ミネラル類」の次に括弧を付してビタミン名、物質名、元素名を集約して記載することができます。

例1:「ビタミンA、ビタミンB2」の代わりに「ビタミン類(A、B2)」と記載することができます。

例2:「塩化カルシウム、クエン酸カリウム」または「塩化Ca、クエン酸K」の代わりに「ミネラル類(Ca、K)」と記載することができます。

 

Q.20 小さなパッケージの場合、原材料表示の一部を省略することはできますか。

A.20 内容量が100g以下の缶詰又は表示可能面積が120cm2以下のものについては、栄養強化剤について、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類と表示することができます。

例1:「ビタミン(A,B2,C)」と表示する代わりに「ビタミン類」と表示することができます
例2:「塩化カルシウム、クエン酸カリウム」、「塩化Ca、クエン酸K」、「ミネラル類(Ca、K)」の代わりに「ミネラル類」と表示することができます。
例3:「L-アスパラギン、DL-メチオニン」と表示する代わりに「アミノ酸類」と表示することができます。

Q.21 ペット用飲用水の原材料名は、どのように表示すればよいですか。

A.21 ペットフード安全法ではペットフードの名称、賞味期限、原材料名、原産国名、事業者名及び住所の5項目の表示を義務付けています。
ペット用飲用水の原材料名は、例えば、水、湧水、水(鉱水)のように記載してください。
 また、ミネラルなどを添加している場合には、それらについても記載が必要です。

 

Q.22 製品Aと製品Bは使用している原材料が少し違いますが、類似製品です。そのため、商品名以外の部分は同じパッケージを使用したいと考えています。
原材料名の表示は、「製品Aの場合の原材料名」と「製品Bの場合の原材料名」を併記すればよいですか。購入者は、商品名を見れば、どちらの製品か判別できます。

A.22 商品名と同様に、製品に対応した原材料名を記載してください。消費者の混乱を招く恐れがあることから、当該製品以外の原材料名を併記することは認められません。


(賞味期限について)

Q.23 二重包装製品(外包装+分包)を小売店が開封し分包で販売する場合であれば、当該販売業者は賞味期限の変更について考慮する必要はありませんか。

A.23 外包材の保護機能(遮蔽性、遮光性)がなくなることによって賞味期限に影響がある場合については、当該販売業者が適切に対応する必要があります。

Q.24 賞味期限は「年月日」あるいは「年月」で書けますが、この順番が逆になっている表示は可能ですか。

A.24 「日月年」あるいは「月年」のような表示も可能です。ただし、消費者に誤解のないよう、この表示された数字の年月がわかる説明が必要です。例えば、「この賞味期限表示8ケタの最初の2ケタは「日」、次の2ケタが「月」、次の4ケタが「西暦年」です」などです。

 

Q.25 輸入ペットフードの表示で、賞味期限がパッケージ下部に記載されているので「賞味期限:パッケージ下部に記載」と記載しています。パッケージ下部には英語で「15 NOV 14」や「best by 15 NOV 14」等と記載されており、英語表記でも年月日はわかると思うので、このような表示で問題ありませんか。

A.25 賞味期限が英語表記の場合には、消費者に誤解のないよう日本語で説明を表示してください。例えば、「アルファベットは、JANなら1月、FEBなら2月…DECなら12月のことです。」などです。
  また、どの数字が「年月日」を指すのか明確にするため、「最初の2ケタは「日」、次のアルファベットは「月」、次の2ケタが「西暦年」です。」等の説明も表示してください。

 

Q.26 賞味期限のかわりに製造年月日や消費期限を記載してもよいですか。

A.26 賞味期限はペットフード安全法で表示が義務づけられているため、必ず表示する必要があります。賞味期限を記載した上で、任意で製造年月日や消費期限を記載することは差し支えありません。

 

Q.27 賞味期限について、具体的にどのように設定したらよいでしょうか。

A.27 賞味期限とは、製品ごとに定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限のことです。
  賞味期限は、科学的、合理的根拠に基づき設定する必要があり、次のいずれかの方法によって確認してください。

  (ア)自社あるいは外部機関による保存試験等の結果 
  (イ)外部機関等による賞味期限設定のための試験結果 
  (ウ)同様の原材料及び製法である製品の賞味期限を参考としている場合は、参考としている製品の規格(加工工程を含む)と当該製品との比較 
  (エ)その他、科学的・合理的根拠に基づく方法

Q.28 ペット用飲用水の賞味期限は、どのように設定すればよいですか。

A.28 賞味期限とは、製品ごとに定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限のことです。
賞味期限は、科学的、合理的根拠に基づき設定する必要があり、次のいずれかの方法によって確認してください。
  (ア)自社あるいは外部機関による保存試験等の結果
  (イ)外部機関等による賞味期限設定のための試験結果
  (ウ)同様の原材料及び製法である製品の賞味期限を参考としている場合は、参考としている製品の規格(加工工程を含む)と当該製品との比較
  (エ)その他、科学的・合理的根拠に基づく方法


(事業者名及び住所について)

Q.29 当社は国内の自社工場でペットフードの製造を行っており製造業者として届出をしています。また海外の委託工場からペットフードを輸入販売しており輸入業者としての届出もしています。さらに、国内の他社に生産を委託したペットフードを自社ブランドの製品として販売しており販売業者としての事業活動も行っています。この場合、当社(○○株式会社)で販売する製品の製造業者等の種別はどのように表示すればよいでしょうか。

A.29 原則として、製造を行っている事業者は製造業者と、輸入を行っている事業者は輸入業者と表示していただきます。したがって、基本的には、ドライ製品はすべて自社製造で、缶詰製品はすべて輸入というように、明確に区別して管理できるのであれば、ドライ製品には「製造業者:○○株式会社」と、缶詰製品には「輸入業者:○○株式会社」のように表示します。
  ただし、自社ブランドで販売する製品(銘柄)の調達ルートが混在(国内自社製造、海外委託製造品を自社で輸入、国内委託製造先又は輸入商社からの導入等)する等の場合には、「販売業者:○○株式会社」と表示することもできます。

 

Q.30 ペットフード安全法で定められているとおりに事業者名を書いて、これに加えて指定されていない文言の「総発売元:○○○株式会社」のような表示をしてもよいですか。

A.30 ペットフード安全法で定められているとおりに事業者名が書かれていれば、このような任意の追加表示は可能です。ただし、ペットフード安全法の表示と混同されないように書いてください。
  なお、ペットフード安全法で定められている事業者名とは、表示内容に責任を有する者について、製造業者等の種別(「製造業者」、「輸入業者」、「販売業者」、「製造者」、「輸入者」、「販売者」のいずれかに限ります)と、その氏名又は名称をいいます。

 

Q.31 ペットフードに関するお客様からのお問い合わせには、本社ではなく、お客様センターで対応します。販売者としてお客様センターとその住所を記載してもよいですか。

A.31 ペットフード安全法では、ペットフード安全法で表示が義務づけられている5項目の表示に責任を持つ者が表示者になる必要があります。責任を持つ事業者の窓口担当であるお客様センターを表示者としても差し支えありません。また、住所もお客様センターの住所を記載することで差し支えありません。

(原産国名について)

原産国名については、原産国に関するリーフレットや、ペットフード公正取引協議会のHP(外部リンク)に掲載されている「原産国表示に関する事例と考え方」(PDF:102KB、外部リンク)もご参照ください。 

 

Q.32 大袋で輸入したペットフードを日本で小袋にリパックして販売しています。リパックは製造行為に該当するので、日本でリパックした製品を国産と表示してよいでしょうか。

A.32 リパックは製造行為には該当しますが、最終加工工程には該当しません。そのため、日本でリパックしても国産とは表示できません。
  原産国は、ペットフードの製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載します。最終加工工程が完了した国とは「実質的な変更をもたらす行為が最終的に行われた国」のことです。リパックは、製品に実質的な変化を及ぼさない行為であるので、最終加工工程には該当しません。

 

Q.33 加工工程が複数にまたがる場合、原産国はどのように決めますか。

A.33 原産国は、ペットフードの製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載します。最終加工工程が完了した国とは「実質的な変更をもたらす行為が最終的に行われた国」のことです。
  公正取引委員会及び消費者庁の認定を受けたペットフード公正取引協議会も「原産国表示に関する事例と考え方」で示しているとおり、タイプ別の具体的な例としては、次の工程が該当します。

  (ア)ドライ及びソフトドライタイプ:押し出し成型工程(エクストルーダー)
  (イ)ウェットタイプ:レトルト殺菌工程
  (ウ)練り加工タイプ:練り成型後の加熱工程
  (エ)焼き菓子・パンタイプ:焼成工程
  (オ)素材乾燥タイプ:実質的な変更をもたらす最後の工程
  (カ)複数製品組合せタイプ:複数製品の組合せにより新たな1つの製品の形態にする工程

  その他、実質的な変更をもたらす工程が複数あり、消費者の誤解を招きやすい製品については、原産国として最終加工工程を行った国を記載した上で、景品表示法の観点からも、それぞれの加工地及び加工内容を補足説明するなど消費者にわかりやすい表示をすることが望まれます。

Q.34 輸入された半加工品を国内で加工する場合は、原産国を日本としてもよいですか。

A.34 国内でどのような加工をするかによります。次の例のように「商品の内容について実質的な変更をもたらさない行為」しか行われない場合は、原産国を日本と表示できません。

  (ア)商品にラベルを付け、その他標示を施す行為
  (イ)商品を容器に詰め、又は包装をする行為 
  (ウ)商品を単に詰め合わせ、又は組み合わせる行為
  (エ)単なる切断
  (オ)輸送又は保存のための乾燥、冷凍その他これに類する行為
  (カ)単なる混合 

  また、(ア)~(カ)の行為以外であっても、実質的な変更をもたらす行為として科学的かつ合理的根拠があると認められない行為については、最終加工工程とはみなされません。


Q.35 輸入製品で、最終加工工程を完了した国がわからない場合の原産国表示はどうしますか。

A.35 輸入の際の通関申告時の原産国を表示してください。


Q.36 海外の複数の国で製造された粒を、日本国内で均等に同量ずつ混合・包装しています。原産国はすべての国を書くのでしょうか。

A.36 全く同量ずつであれば、全ての国を書くことが必要でしょう。 
   ただし、製品の大部分を占める国を表示するのであれば、その限りではありません。

 

Q.37 海外の3カ国で製造された3種類のスナックを、日本国内で混合・包装しています。
  いずれのスナックも、製品の大部分を占めるわけではないので、原産国はどのように表示すればよいでしょうか。

A.37 このような場合には、全ての国を書いてください。
  また、任意の表示になりますが「本製品はA国産の○○とB国産の○○とC国産の○○を詰め合わせた製品です」等を追記すると消費者にとってよりわかりやすいでしょう。


Q.38 A国で製造されたドライフード(粒)に、日本でし好性を向上させるためのフレーバーを混合しています。原産国表示は、国産と表示できますか。

A.38 ドライフードの最終加工工程は、押し出し成型工程(エクストルーダー)であり、その後にフレーバーを混合しても、原産国はA国となります。

Q.39 ドライフードの粒を国内で製造し、海外からの原料を国内製造粒と混合して製品化しています。原産国表示は、国産と表示できますか。

A.39 海外からの原料の混合割合にもよりますが、製品の大部分を国内製造粒が占めるのであれば国産と表示しても構いません。

Q.40 A国産の生鮮肉を購入し、日本で素干しして干し肉(ジャーキー)を製造しています。原産国表示は、国産と表示できますか。

A.40 生鮮肉を乾燥し干し肉を製造する加工工程が最終加工工程となるため、国産と表示できます。


Q.41 A国産のささみジャーキーを輸入し、日本で汚れを落とすために水洗し、トリミング(成形加工)をして乾燥したものを製品にしています。原産国表示は、国産と表示できますか。

A.41 日本で行われた水洗、トリミング(成型加工)及び乾燥により製品に実質的な変更がもたらされたとは言えないため、原産国はA国であり、国産とは表示できません。

Q.42 原産国名に「国産(○○産)」など、最終加工した国の地域名も表示しても構いませんか。

A.42 原産国名が表示されているのであれば、最終加工した都道府県名・地域名を表示しても構いません。

Q.43 原材料の原産地を表示してもいいですか。

A.43 ペットフード安全法は、原材料の原産地の表示については特に規定していませんが、記載する場合には、原産国名と混同することのないようにしてください。

 

事業者の方は、ご不明な点は各地方農政局へご照会ください。

北海道農政事務所 011-330-8816
東北農政局 022-221-6097
関東農政局 048-740-5065
北陸農政局 076-232-4106
東海農政局 052-223-4670
近畿農政局 075-414-9000
中国四国農政局 086-227-4302
九州農政局 096-211-9255
内閣府沖縄総合事務局 098-866-1672

 

 ペットの飼い主のみなさまからのお問い合わせはこちらへ(各地方環境事務所)

 

 

 

 

 


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