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林業経営統計調査の概要

 調査の目的

林業経営統計調査は、「森林・林業基本法」に示されている新たな林業施策の具体化及び「食料・農業・農村基本計画」において示されているきのこ類の生産努力目標達成のための各種施策の展開に必要な資料を作成することを目的としている。

 調査対象

林業経営統計は、保有山林面積が50ヘクタール以上で林木に係る施業(育林、伐採及び素材生産)を行っている林家、又は保有山林面積が20ヘクタール以上50ヘクタール未満で、過去1年間の林木に係る施業労働日数が30日以上の林家である。
栽培きのこ経営統計は、「生」及び「乾燥」しいたけ原木栽培(保有ほだ木数3,000本以上)、生しいたけ菌床栽培、えのきたけ、ぶなしめじ、まいたけ及びなめこのいずれかを生産し、その栽培きのこの過去1年間の販売額が50万円以上の林業経営体、又は農業経営体(家族経営により農業を営む経営体に限る。)である。(但し、平成14~15年度の「生」及び「乾燥」しいたけ原木栽培については、保有ほだ木数3,000本未満も含む。)

 調査事項

次に掲げる事項について行う。

1. 林業経営統計

(1)労働力の状況及び林業労働投下量

(2)林業用資産

(3)林業経営収支

(4)その他林業経営に関連する事項

2. 栽培きのこ経営統計

(1)労働力の状況及び栽培きのこ労働投下量

(2)栽培きのこ用資産

(3)栽培きのこ生産概況

(4)栽培きのこ経営収支

(5)その他栽培きのこ経営に関連する事項

 調査の時期

調査の期間は、毎年4月から翌年3月までの1年間である。

 調査の方法

調査経営体に対して調査簿を配付して行う記帳調査(自計調査)(協力の得られる調査経営体については郵送による)及び農林水産省の職員による面接調査により行った。

 集計・推計方法

1. 林業経営統計

各調査林家ごとにウエイトを定め、集計対象とする区分ごとに加重平均法により算出した。
この場合のウエイトとは、保有山林面積規模階層別における調査林家数を農林業センサス結果から求めた林家数で除した「標本抽出率」の逆数としている。

2. 栽培きのこ経営統計

(1) 生しいたけ(原木・菌床栽培)及び乾燥しいたけ(原木栽培)は、調査経営体ごとにウエイトを定め集計対象とする区分ごとに加重平均法により算出した。
この場合のウエイトは、規模階層別(原木栽培は保有ほだ木数、菌床栽培は保有菌床数)における調査経営体数を特用林産物需給動態調査結果(林野庁)から求めた経営体数で除した「標本抽出率」の逆数としている。

(2) 上記以外については、単純平均により算出した。

 用語の解説

1. 林業経営統計

(1) 伐採材積とは、立木販売及び素材生産で、取り引きした林木の体積である。

(2) 立木販売とは、立木を伐採せずに、取り引きする販売形態である。

(3) 素材生産とは、立木を伐採し、所定の長さに切断し、丸太にした状態で販売することである。

(4) 主要指標の算出方法は、次式のとおりである。

ア. 林業所得= 林業粗収益- 林業経営費

イ. 林業所得率= 林業所得÷ 林業粗収益×100

ウ. 保有山林1ヘクタール当たり林業所得= 林業所得÷ 保有山林面積(ヘクタール)

エ. 林業労働1時間当たり林業所得= 林業所得÷ 家族労働時間

2. 栽培きのこ経営統計

(1) 培養用地面積とは、ほだ木の伏せ込み(原木栽培)又は菌床の培養(菌床栽培)に使用した用地の面積であり、屋外、屋内を問わず計上した。

(2) 発生用地面積とは、きのこを発生させるために使用した用地の面積であり、屋内、屋外を問わず計上した。

(3) 主要指標の算出方法は、次式のとおりである。

ア. 所得= 粗収益- 経営費

イ. 所得率= 所得÷ 粗収益×100

ウ. 労働時間1時間当たり所得= 所得÷ 家族労働時間

 調査体系

 調査の体系図

 利用上の注意

「0」及び「0.0」:単位に満たないもの(例:0.4千円→0千円)
「-」:事実のないもの
「x」:個人又は法人その他の団体に関する秘密を保護するため、統
計数値を公表しないもの
「△」:負数又は減少したもの

お問い合わせ先

大臣官房統計部経営・構造統計課
担当者:林業・漁業経営統計班
代表:03-3502-8111(内線3637)
ダイヤルイン:03-3502-0954

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