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農林水産省

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消費地水産物流通調査の概要

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調査の目的

消費地水産物流通調査は、水産物の価格水準、需給動向等を明らかにし、水産物の需給計画、価格安定対策、流通改善対策等水産行政の資料を作成することを目的とする。

調査の沿革

昭和31年に水産物市場価格調査として6大都市の市場を対象に毎月の主要水産物の市場価格等を明らかにする調査として開始。昭和39年1月に水産物流通調査のうちの都市水産物流通調査に体系を整備、昭和40年9月からは対象都市を10大都市に拡大の上実施した。昭和46年からは、消費地水産物流通調査に名称を改め、平成18年まで毎年実施した。

調査の根拠法令

統計報告調整法(昭和27年法律第148号)第4条第1項の規定に基づく、総務大臣の承認を受けた統計報告として実施した。

調査体系

     調査体系

調査の対象

札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島及び福岡の10都市の中央卸売市場の水産物を取り扱う全ての卸売業者を調査対象とした。 
平成18年当初の調査対象数は31卸売会社である。なお、本調査の調査対象数は、廃業、新設等の理由により変動することがある。

抽出方法

水産物の流通及び消費上重要な10都市(札幌市、仙台市、東京都区部、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市及び福岡市)に所在する中央卸売市場の卸売業者により有意抽出

調査事項

卸売数量及び卸売価額

調査の時期

調査対象期間は毎年1月1日から12月31日までとし、月別(当該月の翌月)に調査を行う。

調査の方法

消費地水産物流通調査は、農林水産省統計部→地方農政局(地方農政事務所)→統計・情報センター(→調査員)→調査対象の流れにより行う。具体的には次のとおりである。

調査対象卸売業者に対し調査票を郵送により送付・回収する自計調査の方法

集計・推計方法

1. 卸売数量及び卸売価額

卸売業者の積み上げにより算出している。

2. 卸売価格

卸売価額を卸売数量で除して算出している。

用語の解説

1. 卸売数量

10都市に所在する中央卸売市場に入荷した水産物の数量である。

2. 卸売価額

10都市に所在する中央卸売市場に入荷した水産物の金額であり、消費税を含む。

3. 卸売価格

卸売価額を卸売数量で除して算出した1kg当たりの平均価格をいう。

4. 品目分類

品目名 定義又は内容例示
まぐろ くろまぐろ、みなみまぐろ(いんどまぐろ)の成魚。(おおむね10kg以上のもの)冷には冷凍フィレーを含む。
びんなが 通称びんちょう、とんぼとよばれるものの冷凍品、冷には冷凍フィレーを含む。
めばち めばちの成魚。(おおむね10kg以上のもの)冷には冷凍品フィレーを含む。
国内
輸入
きはだ きはだの成魚。(おおむね10kg以上のもの)冷には冷凍品フィレーを含む。
その他のまぐろ類 通称めじ(まぐろの幼魚)、だるま(めばちの幼魚)、きめじ(きはだの幼魚)等のまぐろ類の小型のもの。びんなが(生)を含む。
かじき類 まかじき、めかじき、くろかわ(通称くろかじきと呼ばれているもの)、しろかじき、ばしょうかじき等かじき類。冷には冷凍品フィレーを含む。
かつお かつお、そうだかつお、すま(やいと)、はがつお(きつねがつお)等のかつおを除く。
さけ類 べにざけ、しろざけ、ぎんざけ、ますのすけ類のさけ類。ただし、淡水で養殖されたさけ類を除く。
国内
輸入
ます類 からふとます、さくらます等のます類。ただし、淡水で養殖されたます類を除く。
にしん にしん
まいわし まいわし
まあじ 通称まあじ、じんた、ぜんご(まあじの幼魚)と呼ばれるもの。(あかあじ、くろあじ、むろあじ、しまあ じ等のあじ類を除く。)
輸入ものの通称あじを含む。
さば類 まさば、ごまさば等のさば類
さんま さんま

生は生鮮品、冷は冷凍品である。

 

品目名 定義又は内容例示
ぶり類 天然 通称ぶり(はまち、いなだ)、ひらまさ、かんぱち等と呼ばれているもの
養殖
ひらめ ひらめ(がんぞうひらめ、やりがれいを除く。)
  活魚
かれい類 通称まがれい、あぶらがれい、うしのした類のほか、がんぞうひらめ、やりがれいを含む。
たら まだら、すけとうだら(底だら、キング、メルルーサ等を除く。)
輸入もののたら類(キング、メルルーサ等)を含む。(ぎんだら除く。)
たちうお たちうお
まだい 国内産のまだいのほか、活魚、鮮魚として輸入されたもの(養殖まだいを含む。)
  活魚
その他のたい類 ちだい、きだい、くろだいのたい類
たい類 冷凍のまだい、れんこだい、さくらだい等のほか、輸入ものの通称たい類と呼ばれるもの
さわら類 通称さわら、うしさわら、よこしまさわら、おきさわらと呼ばれるもの(輸入ものの通称さわらと呼ばれるものを含む。)
その他の魚類 上記のいずれにも分類されない魚類(ふぐ類、はぎ類、めばる、かながしら等)のほか、ネギトロ用まぐろ、その他調整されたもので分類できないものを含む。
くるまえび くるまえび
その他のえび類 いせえび、たいしょうえび、しばえび、ほっこくあかえび、ぼたんえび、さくらえび、おきあみ等のえび類(活魚、鮮魚として輸入されたえび類を含む。)
えび類 国内 たいしょうえび、くるまえび、いせえび、さくらえび、ほっこくあかえび、ぼたんえび等のえび類
輸入 いせえび、ロブスター、シュリンプ等の輸入えび
かに類 毛がに、あさひがに、いばらがに、たらばがに、ずわいがに等のかに類。
するめいか するめいか(外国水域で漁獲されるアルセ゛ンチンまついか、ニユーシ゛ーラント゛するめいかを含む。)でつぼ抜き、ロール等の調整されたものを含む。
こういか類 こういか、しりやけいか(ひいか)、かみなりいか等のこういか類
もんごういか等(ロールいか、むきいかを含む。)
その他のいか類 上記に分類されないあかいか、あおりいか、やりいか、しんどういか、ほたるいか、たこいか等のいか類
上記に分類されない冷凍のいか類(ロールいか、むきいか等を含む。)
たこ類 まだこ、みずだこ、いいだこ等のたこ類(ボイルされたものを含む。)
ボイルされた後、冷凍したものを含む。

 

品目名 定義又は内容例示
その他の水産動物類 上記のいずれにも分類されない水産動物類(おきあみ、しゃこ、ほや類、うに類等)のほか、調整されたもので分類できないものを含む。
うなぎ 活うなぎ、生串うなぎ
その他の淡水魚類 あゆ、こい、ティラピア、にじます、わかさぎ等の淡水魚類
あわび類(殻付) くろあわび、えぞあわび、まだか、めがい等のあわび類の殻付
あさり(殻付) あさりの殻付
ほたてがい(殻付) 養殖、天然ものの殻付
かき(殻付) かきのむき身
しじみ(殻付) しじみの殻付
その他の貝類 上記に分類されないさざえ、はまぐり、みる貝、かい柱等の殻付(かき)、むき身(むきあさり、あおやぎ、とりがい、ほたてがい)等の貝類(ボイル含む。)
貝類 殻付、むき身、ボイル冷凍等の貝類
すり身 すけとうだら、いわし、さば、ほっけ等のすり身
海藻類 生鮮及び加工海藻類(板のりを除く。)わかめ(生、干、塩蔵、ボイル )、こんぶ(生、干、塩、ボイル)、のり(生、干)、てんぐさ、ふのり等の海藻類
いわし 塩・干 まいわし、かたくちいわし、うるめいわしの丸干し
あじ 塩・干 丸干、開干のまあじ、青あじ、むろあじ、ひめあじ等
さば 塩・干 開干さば、さば文化干
さんま 塩・干 開干さんま、丸干さんま
さけ類 塩蔵 新巻さけ、塩しろざけ、塩ぎんざけ、塩べにざけ等施塩後冷凍されたもの
ます類 塩蔵 さくらます、からふとます等の塩物
さば類 塩蔵 ひと塩さば、冷塩さば、塩さば(解凍さばを除く。)
さけ・ます卵 塩蔵 いくら、すじこ、ますこ等のさけ・ますの卵
たらこ 塩蔵 すけこ(からしめんたいこを含む。)
かずのこ 塩蔵 塩かずのこ
ねり製品 ちくわ(焼ちくわ、生ちくわ、冷凍焼ちくわ、珍味ちくわ)、かまぼこ(板付かまぼこ、笹かまぼこ、風味かまぼこ、珍味かまぼこ、ゆでかまぼこ)、魚肉ハム・ソーセージ、揚物、なると、はんぺん、伊達巻、しんじょう、厚焼等のねり製品等
その他の水産加工品 海藻類、瓶詰、缶詰を除いた、前記に分類されない水産加工品、煮干、焼物、漬物、くん製品、つくだ煮、調味加工した物、しらす干、煮えび等の釜揚げ品、子持ちこんぶ等
鯨肉 尾肉、赤肉、はぎ肉等の鯨肉(鯨を原料に調味加工したものは、その他の水産物加工品に計上する。)

 

調査票

利用上の注意

1. 消費税について

各調査の価格は、消費税を含んだ価格である。

2. 単位及び記号の表示

(1) 単位

ア 単位の表示は、各統計表に記載したとおりである。単位未満の端数については、四捨五入して表示した。

イ 統計表については、表示単位未満の端数を四捨五入しており、計と内訳が一致しない場合がある。

(2) 記号

表中に使用した記号は次のとおりである。

「-」: 事実のないもの

「…」: 事実不詳又は調査を欠くもの

「0」: 単位に満たないもの(例:0.4t→0t、0.04t→0.0t)

「△」: 負数又は減少したもの

「X」: 個人、法人又はその他の団体の個々の秘密に属する事項を秘匿するため、統計数値を公表しないもの

利活用事例

水産物の需給・価格対策
水産物の適正な取引及び価格形成に資するための価格等水産物需給対策情報事業において消費地市場における数量、価格等の情報資料

その他

Q&A

1 消費地水産物流通調査とは

Q. 「消費地水産物流通調査」とはどのような調査ですか。

A. 全国の主要な消費地卸売市場における水産物の卸売数量及び卸売価額を把握し、消費地における水産物の価格動向等を明らかにして、水産物の需給計画、価格安定対策等を推進するための基礎資料とすることを目的として調査を実施しました。

Q. 「消費地水産物流通調査」の結果からどのようなことがわかりますか。

A. 全国10都市の中央卸売市場毎における水産物の品目別・月別の卸売数量及び卸売価格(1kg当たり平均価格)が明らかになります。

2 調査方法について

Q. 「消費地水産物流通調査」の対象はどのように選ばれたのか。

A. 消費地水産物流通調査の範囲は、水産物を取り扱う中央卸売市場が開設されている都市の人口及び水産物の卸売数量等を考慮して、水産物の流通及び消費上重要な都市とし、その調査都市に所在する中央卸売市場の全ての卸売業者を調査対象としています。

Q. 「消費地水産物流通調査」はどのように行われましたか。

A. 職員が、あらかじめ設置してある調査客体に対して調査票を配布し、職員が回収する自計調査として実施しました。なお、調査事項磁気データにより提供いただく調査客体についてはFDの配布・回収で実施しました。
また、往復郵送調査への協力が得られる調査客体については、地域センター等から調査票(またはFD)を郵送で配布し、地域センター等において郵送で回収する方法により実施しました。

3 結果の公表について

Q. 最新の調査結果はいつ頃公表されるのですか。

A. 平成18年の調査結果を、平成19年12月に公表しました。
なお、本調査は、平成18年の調査をもって終了しました。

お問い合わせ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課消費統計室
担当者:食品産業動向班
代表:03-3502-8111(内線3717)
ダイヤルイン:03-3591-0783

 

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