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平成23年11月10日
担当:農林水産省

平成22年漁業・養殖業生産統計

― 平成22年の漁業・養殖業生産量は、対前年比3.0%減少―

平成23年6月24日に公表した「平成22年漁業・養殖業生産統計(第2報)」においては、東日本大震災の影響により、岩手県の海面漁業・養殖業生産量の取りまとめが行えなかったが、今般、岩手県の当該生産量の取りまとめが完了したことから、全国の調査結果として公表するものである。

調査結果の概要

  1. 平成22年の我が国における漁業・養殖業の生産量は、527万1千tで、前年に比べて16万1千t(3.0%)減少した。
  2. 海面漁業の漁獲量は、408万3千tで、かつお、すけとうだら等が増加したものの、さんま、さけ類等が減少したことから、前年に比べて6万4千t(1.5%)減少した。
  3. 海面養殖業の収獲量は、110万9千tで、貝類、海藻類等が減少したことから前年に比べて9万3千t(7.7%)減少した。
  4. 内水面漁業・養殖業の生産量は、7万9千tで、うなぎの養殖等の減少により、前年に比べて4千t(4.8%)減少した。

 

 

図1。海面漁業主要魚種別漁獲量の推移

 

表、上。漁業・養殖業生産量
表、中。
表、下。


調査結果の利活用
・「水産基本計画」における水産物の自給率目標及び持続的生産目標を策定する際の資料として利用。
・日韓漁業協定等において、政府間交渉による漁業種類別漁獲量の割当ての際の基礎資料として利用。

 

 

累年データ

データ1、上。生産量の推移(新)
データ1、中。
データ1、下。

 

データ2、上。海面漁業主要魚種別の漁獲量の推移
データ2、中。
データ2、下。

 

関連データ

関連データ、上。主要魚種別の産地卸売市場価格の推移
関連データ、中。
関連データ、下。

 

調査結果

1 海面漁業・養殖業生産量

(1)海面漁業

平成22年の海面漁業の漁獲量は408万3,100tで、前年に比べて6万4,300t(1.6%)減少した。
これは、かつお、すけとうだら、さば類等が増加したものの、さんま、さけ類、するめいか等が減少したためである。
漁獲量の多い上位5魚種(さば類、かたくちいわし、ほたてがい、かつお及びすけとうだら)の動向をみると、以下のとおりである。

さば類は47万7,900tで、長崎県、島根県、青森県等で減少したものの、静岡県、三重県、岩手県等で増加したことにより、前年に比べて7,000t(1.5%)増加した。

かたくちいわしは35万3,700tで、千葉県等で減少したものの、北海道、茨城県等で増加したことにより、前年に比べて1万1,800t(3.5%)増加した。

ほたてがいは32万7,100tで、漁獲量のほとんどを占める北海道で増加したこと等により、前年に比べて7,500t(2.3%)増加した。

かつおは30万3,900tで、宮崎県、静岡県、三重県等で増加したことにより、前年に比べて3万5,400t(13.2%)増加した。

すけとうだらは25万1,300tで、漁獲量のほとんどを占める北海道で増加したこと等により、前年に比べて2万4,000t(10.6%)増加した。

 

図2、上。海面漁業魚種別漁獲量
図2、中。
図2、下。

 

 

(2)海面養殖業

平成22年の海面養殖業の収獲量は110万9,200tで、前年に比べて9万2,900t(7.7%)減少した。これは、貝類養殖、海藻類養殖等が減少したためである。

 

ア 魚類養殖
魚類養殖の収獲量は24万6,100tで、前年に比べて1万8,700t(7.1%)減少した。
ぶり類の収獲量は13万9,400tで、鹿児島県、愛媛県等で減少したため、前年に比べて1万5,500t(10.0%)減少した。
まだいの収獲量は6万7,500tで、愛媛県、三重県等で減少したため、前年に比べて3,500t(4.9%)減少した。

 

 

       図3 魚類養殖の主要魚種別収獲量

 

イ 貝類養殖
貝類養殖の収獲量は41万8,900tで、前年に比べて4万9,200t(10.5%)減少した。
ほたてがいの収獲量は21万9,300tで、北海道、青森県等で減少したため、前年に比べて3万7,400t(14.6%)減少した。
かき類(殻付き)の収獲量は19万8,800tで、宮城県、岩手県等で減少したため、前年に比べて1万1,400t(5.4%)減少した。

 

        図4 貝類養殖の主要魚種別収獲量

 

ウ 海藻類養殖
海藻類養殖の収獲量は43万2,100tで、前年に比べて2万4,300t(5.3%)減少した。
のり類の収獲量は32万8,200tで、福岡県、香川県等で減少したため、前年に比べて1万4,400t(4.2%)減少した。
わかめ類の収獲量は5万2,100tで、岩手県、宮城県等で減少したため、前年に比べて9,100t(14.9%)減少した。

図5 海藻類養殖の主要魚種別収獲量

 

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2 内水面漁業・養殖業生産量

(1)内水面漁業

平成22年の内水面漁業の漁獲量は3万9,891tで、前年に比べて1,806t(4.3%)減少した。

さけ・ます類は1万3,875tで、前年に比べて499t(3.5%)減少した。
しじみは1万1,189tで、前年に比べて757t(7.3%)増加した。
あゆは3,406tで、前年に比べて219t(6.0%)減少した。

 

図6、上。 内水面漁業魚種別漁獲量
図6、下。

 

(2)内水面養殖業

平成22年の内水面養殖業の収獲量は3万9,188tで、前年に比べて1,739t(4.2%)減少した。これは、うなぎ等が減少したためである。

うなぎは2万533tで、愛知県等で減少したため、前年に比べて1,873t(8.4%)減少した。
ます類は9,163tで、前年に比べて477t(4.9%)減少した。
あゆは5,672tで、前年に比べて165t(2.8%)減少した。
こいは3,692tで、前年に比べて782t(26.9%)増加した。

 

図7、上。内水面養殖業魚種別収獲量
図7、下。

 

お問い合わせ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課
担当者:漁業生産統計班
代表:03-3502-8111(内線3687)
ダイヤルイン:03-3502-8094

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