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更新日:平成28年4月26日
担当:農林水産省

平成27年漁業・養殖業生産統計

― 平成27年の漁業・養殖業生産量は、前年に比べて2.1%減少
      まいわしの漁獲量は前年に比べて76%増加    ―

調査結果の概要

図1 海面漁業主要魚種別漁獲量の推移

 

平成27年の漁業・養殖業の生産量は466万9,000tで、前年に比べて9万9,000t(2.1%)減少した。

 

1       海面漁業の漁獲量は353万3,400tで、まいわし、さば類等が増加したものの、ほたてがい、さんま等が減少したことから、前年に比べて18万2,700t(4.9%)減少した。

 

2      海面養殖業の収獲量は106万6,900tで、かき類等が減少したものの、ほたてがい、のり類等が増加したことから、前年に比べて7万9,300t(8.0%)増加した。

 

3      内水面漁業・養殖業の生産量は6万8,983tで、うなぎの養殖及びさけ類の漁獲が増加したことから、前年に比べて4,509t(7.0%)増加した。

 
 図2 漁業・養殖業生産量の推移

 

調査結果の主な利活用

  • 水産基本計画における水産物の自給率目標を策定する際の資料
  • 漁業種類別漁獲量の割当てに係る政府間交渉の際の基礎資料

 

 

累年データ

 1 生産量の推移
 2 海面漁業主要魚種別の漁獲量の推移

 

関連データ

 主要魚種別の価格の推移

 

調査結果

1 海面漁業・養殖業生産量

(1)海面漁業

平成27年の海面漁業の漁獲量は353万3,400tで、前年に比べて18万2,700t(4.9%)減少した。

 

漁獲量の多い上位5魚種(さば類、まいわし、かつお、ほたてがい及びすけとうだら)の動向をみると、次のとおりである。

ア     さば類は56万5,000tで、三重県、福島県等で減少したものの、愛媛県、宮城県等で増加したことから、前年に比べて7万9,300t(16.3%)増加した。

イ     まいわしは34万3,500tで、愛媛県、島根県等で増加したことから、前年に比べて14万7,800t(75.5%)増加した。

ウ     かつおは24万4,600tで、宮城県等で増加したものの、三重県、鹿児島県等で減少したことから、前年に比べて8,400t(3.3%)減少した。

エ     ほたてがいは23万2,600tで、漁獲量のほとんどを占める北海道で減少したことから、前年に比べて12万6,400t(35.2%)減少した。

オ     すけとうだらは18万100tで、北海道等で減少したことから、前年に比べて1万4,800t(7.6%)減少した。

 

なお、東日本大震災で漁船や漁港施設に甚大な被害を受けた3県については次のとおり。
岩手県の漁獲量は10万8,200tで、前年に比べて5,800t(5.1%)減少し、これを震災の前年である平成22年と比べると2万8,200t(20.7%)の減となっている。
宮城県の漁獲量は17万3,800tで、前年に比べて2,700t(1.5%)減少し、平成22年と比べると5万800t(22.6%)の減となっている。
福島県の漁獲量は4万5,100tで、さんま棒受網漁業等で漁獲量が減少したこと等から、前年に比べて1万4,800t(24.7%)減少し、平成22年と比べると3万3,800t(42.8%)の減となっている。

  

       図3 海面漁業魚種別漁獲量

 

(2)海面養殖業

平成27年の海面養殖業の収獲量は106万6,900tで、かき類の収獲量は減少したものの、ほたてがい、のり類等の収獲量が増加したことから、前年に比べて7万9,300t(8.0%)増加した。

  

図4 魚類養殖の魚種別収獲量

ア 魚類養殖

魚類養殖の収獲量は24万5,200tで、前年に比べて7,200t(3.0%)増加した。
ぶり類の収獲量は13万9,800tで、愛媛県で越年出荷量が増加したこと等から、前年に比べて5,200t(3.9%)増加した。
まだいの収獲量は6万3,500tで、熊本県で施設規模を拡大したこと等から、前年に比べて1,800t(2.9%)増加した。

 

 
図5 貝類養殖の魚種別収獲量

イ 貝類養殖

貝類養殖の収獲量は41万2,800tで、前年に比べて4万4,100t(12.0%)増加した。
ほたてがいの収獲量は24万8,100tで、青森県でへい死が少なく生育がよかったこと等から、前年に比べて6万3,500t(34.4%)増加した。
かき類の収獲量は16万4,100tで、広島県で種苗不足の影響等から、前年に比べて1万9,600t(10.7%)減少した。

 
図6 海藻類養殖の魚種別収獲量

ウ 海藻類養殖

海藻類養殖の収獲量は39万9,300tで、前年に比べて2万5,400t(6.8%)増加した。
のり類の収獲量は29万7,700tで、兵庫県で生育がよかったこと等から、前年に比べて2万1,600t(7.8%)増加した。
わかめ類の収獲量は4万8,700tで、岩手県及び宮城県で生育がよかったこと等から、前年に比べて4,000t(8.9%)増加した。

 

なお、東日本大震災で養殖施設に甚大な被害を受けた2県については次のとおり。
岩手県の収獲量は4万2,900tで、前年に比べて1万900t(34.1%)増加し、平成22年と比べると8,500t(16.5%)の減となっている。
宮城県の収獲量は7万6,800tで、前年に比べて3,000t(4.1%)増加し、平成22年と比べると4万6,500t(37.7%)の減となっている。

 

 

 

2 内水面漁業・養殖業生産量

(1)内水面漁業

平成27年の内水面漁業の漁獲量は3万2,869tで、さけ・ます類等が増加したことから、前年に比べて2,266t(7.4%)増加した。

ア    さけ・ます類は1万2,784tで、北海道でさけ類の遡上の増加等から、前年に比べて遡上2,015t(18.7%)増加した。

イ    しじみは9,810tで、前年に比べて6t(0.1%)増加した。

ウ    あゆは2,402tで、前年に比べて7t(0.3%)増加した。

 

図7 内水面漁業魚種別漁獲量

 

(2)内水面養殖業 

平成27年の内水面養殖業の収獲量は3万6,114tで、うなぎの収獲量等が増加したことから、前年に比べて2,243t(6.6%)増加した。

ア     うなぎは1万9,913tで、鹿児島県、静岡県等で池入れ量が増えたこと等から、前年に比べて2,286t(13.0%)増加した。

イ     ます類は7,700tで、前年に比べて67t(0.9%)増加した。

ウ     あゆは5,083tで、前年に比べて80t(1.5%)減少した。

エ     こいは3,256tで、前年に比べて17t(0.5%)減少した。

 

       図8 内水面養殖業魚種別収獲量

お問い合わせ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課
担当者:漁業生産統計班
代表:03-3502-8111(内線3687)
ダイヤルイン:03-3502-8094
FAX:03-5511-8771

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