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更新日:平成22年9月30日

担当:農林水産省

平成21年度食品ロス統計調査(世帯調査)結果の概要

【調査結果の概要】

1 食品ロス率

平成21年度における世帯食の食品ロス率は3.7%となった。
これを食品ロスの発生要因別にみると、過剰除去によるものが2.0%、食べ残しによるものが1.0%、直接廃棄によるものが0.6%となっている。

「直接廃棄」と「過剰除去」の説明

図1 食品ロス率 

2 世帯員構成別の食品ロス率

世帯員構成別に食品ロス率をみると、単身世帯では4.8%、2人世帯では4.2%、3人以上世帯では3.4%となっており、単身世帯の食品ロス率が最も高くなっている。

図2 世帯員構成別食品ロス率(平成21年度)

3 食品の食べ残しや廃棄を行った理由(複数回答)

(1) 「食卓に出した料理を食べ残した理由」は、「料理の量が多かったため」と回答した世帯の割合が71.7%と最も高くなっている。

図3  食卓に出した料理を食べ残した理由(複数回答)(平成21年度)

(2) 「食べ残した料理を廃棄した理由」は、「食べる見込みがないため」と回答した世帯の割合が71.2%と最も高くなっている。

図4 食べ残した料理を廃棄した理由(複数回答)(平成21年度) 

(3) 「食品を使用せずに廃棄した理由」は、「食品の鮮度が落ちたり、腐敗したり、カビが生えたりしたため」、「食品の消費期限・賞味期限が過ぎたため」と回答した世帯が51.7%、50.0%とともに高くなっている。

図5  食品を使用せずに廃棄した理由(複数回答)(平成21年度)

食品ロス率、世帯食、食品使用料、食品ロス量とは

【関連するデータ、情報】

 調査結果の利活用
本調査は、食育推進基本計画(平成18年3月31日食育推進会議決定)において「家庭や外食における食品の廃棄状況等を把握するための調査を実施する。」とされているのを受けて実施しており、食品の食べ残しや廃棄の減少に向けた取組等を行う際の資料に利用されている。

関連するデータ

1  世帯における食品ロス率の年次別推移

2  1世帯当たりの食料品年間購入数量(二人以上の世帯)

【調査結果】

1. 食品使用量、食品ロス量及び食品ロス率

(1) 食品使用量及び食品使用量割合(統計表P12~13参照)

世帯食における一人1日当たりの食品使用量は1,116.4gであった。
これを世帯員構成別にみると、「2人世帯」が1,390.0gと最も多く、次いで「単身世帯」が1,338.8g、「3人以上世帯」が1,029.2gとなっている。
また、主な食品別に食品使用量割合をみると、「野菜類」が20.8%と最も高く、次いで「調理加工食品」が18.4%、「穀類」が14.7%、「牛乳及び乳製品」が7.9%、「果実類」が6.5%となっている。

図6 世帯員構成別の食品使用量割合(世帯食1人1日当たり)(平成21年度)

(2) 食品ロス量及び食品ロス量割合(統計表P12~13参照)

世帯食における一人1日当たりの食品ロス量は41.0gであった。
これを世帯員構成別にみると、「単身世帯」が64.5gと最も多く、次いで「2人世帯」が58.2g、「3人以上世帯」が35.3gとなっている。
また、主な食品別に食品ロス量割合をみると、「野菜類」が49.1%と最も高く、次いで「果実類」が15.7%、「調理加工食品」が11.3%、「魚介類」が5.8%、「穀類」が3.9%となっている。

図7 世帯員構成別の食品ロス量割合(世帯食1人1日当たり)(平成21年度)

(3) 食品ロス率

ア 主な食品別の食品ロス率(統計表P27参照)

主な食品別に食品ロス率をみると、「果実類」が8.9%と最も高く、次いで「野菜類」が8.7%、「魚介類」が5.9%となっており、過剰除去によるロス率の高い生鮮食品で高くなっている。

図8 主な食品別の食品ロス(平成21年度)

イ 食事管理者の年齢階層別食品ロス率(統計表P30~33)

食事管理者の年齢階層別に食品ロス率をみると、49歳までの各階層では3.2~3.3%、「50~59歳」では3.9%、「60歳以上」では4.2%となっており、年齢階層が高いほど食品ロス率は高くなっている。

図9 食事管理者の年齢階層別食品ロス(平成21年度)

 

ウ 調査時期別の食品ロス率(統計表P34~37参照)

 
調査時期別に食品ロス率をみると、「9月」が3.9%と最も高く、次いで 「12月」が3.8%となっている。

図10 調査時期別食品ロス率(平成21年度) 

2. 1週間に調理、飲食した料理・食品の出現回数(統計表P42~44参照)

調査期間1週間において、家庭で調理、飲食した料理・食品の出現回数は次のようになっている。

(1) 朝食時

主食では、「米が主体の料理」(以下「米」という。)が4.65回と最も多く、次いで「パン類」が3.45回となっている。
主菜では、「卵類が主体の料理、加工品」(以下「卵類」という。)が2.27回と最も多く、次いで「主体となる食材のない料理」が1.88回、「魚介類が主体の料理、加工品」(以下「魚介類」という。)が1.36回となっている。
副菜では、「野菜類が主体の料理、加工品」(以下「野菜類」という。)が4.36回と最も多くなっている。
また、「牛乳及び乳製品が主体の料理、加工品」が3.12回、「果実類、加工品」が2.93回、「コーヒー」が4.53回と昼食時、夕食時に比べ多くなっている。
注:「主体となる食材のない料理」とは、複数の食材を使用しているカレー、シチュー等をいう。

 
(2) 昼食時

主食では、「米」が2.63回と最も多く、次いで「めん類」が1.38回となっており、めん類は朝食時、夕食時に比べ多くなっている。
主菜では「魚介類」が0.71回と最も多く、次いで「卵類」が0.52回となっているが、朝食時、夕食時に比べ少なくなっている。
副菜では、「野菜類」が2.65回と最も多くなっているが、主菜と同様に副菜の出現回数は朝食時、夕食時に比べ少なくなっている。


(3) 夕食時

主食では、「米」が5.75回と最も多くなっている。一方、「パン類」は0.14回となっており、朝食時、昼食時に比べ最も少なくなっている。
主菜では「魚介類」が3.01回と最も多く、次いで「肉類が主体の料理、加工品」が2.00回となっている。
副菜では「野菜類」が朝食時、昼食時を大きく上回る7.53回と最も多くなっている。

表 1週間に調理、飲食した料理・食品の出現回数


お問い合わせ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課消費統計室
担当者:消費動向班
代表:03-3502-8111(内線3718)
ダイヤルイン:03-6744-2049

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