このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー
更新日:平成29年4月18日
担当:農林水産省

平成28年木材統計

― 素材の需要量は2,602万9千m³で、前年に比べ3.7%増加、
    素材供給量のうち国産材は2,066万m³で、前年に比べ3.0%増加 ―

調査結果の概要

1 素材需給の動向

図1 素材需要量の推移

(1)素材需要量

平成28年の素材需要量(注)2,602万9千m³で、住宅需要が増加したこと等から、前年に比べ93万7千m³(3.7%)増加した。
需要部門別の構成比は、製材用が63.7%、合板用が17.8%、木材チップ用が18.4%となった。

表1 素材需要量(平成28年)

  

図2 素材供給量及び国産材供給割合の推移

(2)素材供給量

素材供給量(注)のうち国産材は2,066万m³で、前年に比べ61万1千m³(3.0%)増加した。
また、外材は537万m³で、前年に比べ32万5千m³(6.4%)増加した。
素材供給量に占める国産材の割合は79.4%となり、前年に比べ0.5ポイント低下した。

表2 素材供給量(平成28年)

 

2 製材品出荷量

製材品出荷量は929万3千m³で前年に比べ6万2千m³(0.7%)増加した。

 

3 普通合板及び特殊合板の生産量

普通合板生産量は306万3千m³で、前年に比べ30万7千m³(11.1%)増加した。
特殊合板生産量は64万2千m³で、前年に比べ11万8千m³(22.5%)増加した。

 

4 木材チップ生産量

木材チップ生産量は582万6千tで、前年に比べ8万1千t(1.4%)増加した。 

 表3 製材品出荷量並びに普通合板、特殊合板及び木材チップ生産量(平成28年) 

調査結果の主な利活用
• 森林・林業基本計画における林産物の供給及び利用の目標を算出するための資料としての利用

 

 

累年データ

1 需要部門別素材需要量   2 材種別素材供給量3 製材品の出荷量、合板(普通・特殊)生産量、木材チップ生産量

 

関連データ

 1 製材品、合板、木材チップ輸入量の推移2 新設住宅着工戸数及び床面積の推移

  

調査結果

1 素材需給の動向

(1)素材需要量

素材需要量は2,602万9千m³で、前年に比べ93万7千m³(3.7%)増加した。
これを需要部門別にみると、製材用は1,659万m³、合板用は463万8千m³、木材チップ用は480万1千m³で、前年に比べそれぞれ40万8千m³(2.5%)、42万m³(10.0%)、10万9千m³(2.3%)増加した。

 

(2)素材供給量

素材供給量は国産材が2,066万m³、外材は537万m³で、前年に比べそれぞれ61万1千m³(3.0%)、32万5千m³(6.4%)増加した。
この結果、素材供給量に占める国産材の割合は、79.4%となり、前年に比べ0.5ポイント低下した。

表4 需要部門別、材種別素材供給量(平成28年)

  

図3 国産材の樹種別素材供給量の推移

ア   国産材供給量

国産材供給量を針葉樹、広葉樹別にみると、針葉樹は1,847万m³で、前年に比べ65万5千m³(3.7%)増加した。
これを樹種別にみると、あかまつ・くろまつは前年に比べ10万1千m³(13.0%)減少したものの、素材供給量の6割弱を占めるすぎは前年に比べ62万2千m³(5.5%)、ひのきは9万6千m³(4.1%)、からまつは1万3千m³(0.6%)、えぞまつ・とどまつは4万4千m³(4.5%)それぞれ増加した。
また、広葉樹は218万8千m³で、広葉樹の9割以上を占める木材チップ用が減少したことから、前年に比べ4万8千m³(2.1%)減少した。

表5 国産材の樹種別素材供給量(平成28年)

 

図4 外材供給量の推移

イ   外材供給量

外材供給量を産地材別にみると、南洋材は24万3千m³、ニュージーランド材は45万8千m³で、前年に比べそれぞれ2万9千m³(10.7%)、1万5千m³(3.2%)減少したものの、外材の8割弱を占める米材は410万6千m³、北洋材は38万1千m³で、前年に比べそれぞれ30万3千m³(8.0%)、3万8千m³(11.1%)増加した。
また、製材用素材の外材のうち半製品入荷量は40万8千m³で、前年に比べ11万2千m³(37.8%)増加した。

表6 外材供給量(平成28年) 表7 製材用素材の外材のうち半製品入荷量(平成28年)

 

2 製材業の動向

図5 製材工場数の出力階層別構成割合(平成28年)

(1)製材工場数、製材用動力の出力数及び従業者数

製材工場数は4,933工場で、前年に比べ272工場(5.2%)減少した。これを製材用動力の出力階層別にみると、全ての階層で減少した。
製材用動力の総出力数は62万2,895.9kWで、前年に比べ2万9,210kW(4.5%)減少したものの、1工場当たりの出力数は126.3kWで、前年に比べ1.0kW(0.8%)増加した。
従業者数は2万8,016人で、前年に比べ1,053人(3.6%)減少したものの、1工場当たりの従業者数は5.7人で、前年に比べ0.1人(1.8%)増加した。

表8 製材工場数、製材動力の出力数及び従業者数(平成28年)

 

図6 製材用素材消費量の出力階層別構成割合(平成28年)

(2)製材用素材消費量

製材用素材消費量は1,655万7千m³で、前年に比べ44万6千m³(2.8%)増加した。
これを製材用動力の出力階層別にみると、「7.5~22.5kW未満」、「37.5~75.0」、「75.0~150.0」及び「150.0~300.0」の階層で減少したものの、「22.5~37.5」及び「300.0kW以上」の階層で増加した。
なお、1工場当たりの素材消費量は3,356m³で、前年に比べ261m³(8.4%)増加した。

表9 製材動力の出力階層別素材消費量(平成28年)

 

(3)製材品出荷量

製材品出荷量は929万3千m³で、前年に比べ6万2千m³(0.7%)増加した。
これを用途別にみると、土木建設用材は前年に比べ3万4千m³(8.3%)、木箱仕組板・こん包用材は2万9千m³(2.8%)、家具・建具用材は1万2千m³(19.0%)それぞれ減少したものの、8割強を占める建築用材は前年に比べ14万2千m³(1.9%)増加した。
また、人工乾燥材出荷量は342万1千m³で、前年に比べ26万8千m³(8.5%)増加した。
製材品の出荷量に占める人工乾燥材出荷量の割合は36.8%で、前年に比べ2.6ポイント上昇した。 

図7 用途別製材品出荷量の推移図8 人工乾燥材出荷量及び製材品出荷量に占める人工乾燥材出荷量の割合の推移 

表10 用途別製材品出荷量(平成28年)

  

3 合単板製造業の動向

(1)合単板工場数及び従業者数

合単板工場数は183工場で、前年に比べ2工場(1.1%)減少した。
これを製造種類別にみると、「単板のみ」及び「特殊合板のみ」を製造している工場は前年並みであったものの、「普通合板のみ」を製造している工場は1工場(3.2%)、「普通合板と特殊合板」を製造している工場も1工場(33.3%)それぞれ減少した。
合単板工場の従業者数は7,046人で、前年に比べ89人(1.3%)増加し、1工場当たりの従業者数は38.5人で、前年に比べ0.9人(2.4%)増加した。

表11 合単板工場数及び従業員数(平成28年)

 

(2)普通合板及び特殊合板の生産量

ア   普通合板生産量

普通合板生産量は306万3千m³で、住宅需要が増加したこと等から、前年に比べ30万7千m³(11.1%)増加した。このうち、針葉樹合板生産量は288万8千m³で、前年に比べ31万9千m³(12.4%)増加した。
また、厚さ別にみると、「6mm未満」は前年並みであったものの、「6~12mm」は前年に比べ7万4千m³(22.3%)、「12~24mm」は10万2千m³(7.5%)、「24mm以上」は13万1千m³(13.0%)それぞれ増加した。 

表12 普通合板生産量( 平成28年)    

  

イ   特殊合板生産量

特殊合板生産量は64万2千m³で、前年に比べ11万8千m³(22.5%)増加した。
これを種類別にみると、オーバーレイ合板は前年に比べ2千m³(10.5%)減少したものの、プリント合板は前年に比べ1万6千m³(18.8%)、塗装合板は1千m³(33.3%)、天然木化粧合板は5千m³(15.2%)、その他の合板は9万6千m³(25.0%)それぞれ増加した。表13 特殊合板生産量(平成28年) 

 

4 木材チップ製造業の動向

(1)木材チップ工場数及び従業者数

木材チップ工場数は1,393工場で、前年に比べ31工場(2.2%)減少した。
これを専門・兼営区分別にみると、「木材チップ専門工場」は370工場で、前年に比べ13工場(3.6%)増加したものの、「製材又は合単板工場との兼営工場」は1,023工場で、前年に比べ44工場(4.1%)減少した。
木材チップ工場の従業者数(製材又は合単板工場との兼営工場の従業者のうち、主たる業務が木材チップ業務以外のものを除く。)は2,698人で、前年に比べ105人(3.7%)減少し、1工場当たりの従業者数は1.9人で、前年に比べ0.1人(5.0%)減少した。

 表14 木材チップ工場数及び従業員数(平成28年)

(2)木材チップ生産量

木材チップ生産量は582万6千tで、前年に比べ8万1千t(1.4%)増加した。
これを原材料別にみると、前年に比べ林地残材は1万8千t(17.1%)、解体材・廃材は1万3千t(1.1%)それぞれ減少したものの、素材(原木)は9千t(0.4%)、工場残材は10万6千t(5.7%)それぞれ増加した。
また、針葉樹・広葉樹別にみると、広葉樹は134万2千tで、前年に比べ1万1千t(0.8%)減少したものの、針葉樹は328万9千tで、前年に比べ10万6千t(3.3%)増加した。 

表15 木材チップ生産量(平成28年)図9 原材料別木材チップ生産量の推移

お問合せ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課

担当者:畜産・木材統計班
代表:03-3502-8111(内線3686)
ダイヤルイン:03-3502-5665
FAX:03-5511-8771