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更新日:平成20年4月18日

担当:農林水産省

平成19年木材統計

-素材の需要量(=供給量)は2.2%減少しているものの、国産材素材供給量は前年に比べ6.3%増加-

【調査結果の概要】

1 素材需給の動向

(1) 素材の需要量

平成19年の素材(丸太)の需要量(=供給量)は2,878万9千m³で、「合板用」及び「木材チップ用」が増加したものの「製材用」が減少したことから前年に比べ65万2千m³(2.2%)減少した。
これは、住宅着工戸数の減少等により輸入が減少したことによる。

図1 素材需要量の推移
素材需要量

(2) 素材の供給量

素材の供給量(=需要量)は、国産材が1,765万m³で、主に「すぎ」や「からまつ」が増加したことにより、前年に比べ104万1千m³(6.3%)増加した。
また、外材は1,113万9千m³で、主に米材や北洋材が減少したことにより、前年に比べ169万3千m³(13.2%)減少した。
この結果、素材供給量に占める国産材の割合は61.3%となり、前年を4.9ポイント上回った。

表2 素材供給量
図2 材種別素材供給量および国産材供給割合の推移
図3 国産材の樹種別素材供給量の推移
図4 外材供給量の推移

2 製材品出荷量

製材品出荷量は1,163万2千m³で、前年に比べ92万2千m³(7.3%)減少した。

3 普通合板及び特殊合板生産量

普通合板生産量は307万3千m³で、前年に比べ24万1千m³(7.3%)減少した。
特殊合板生産量は92万4千m³で、前年に比べ17万8千m³(16.2%)減少した。

4 木材チップ生産量

木材チップ生産量は589万4千tで、前年に比べ5千t(0.1%)減少した。

表3 資材品出荷量、合板および木材チップ生産量

【関連するデータ、情報】

調査結果の利活用

「森林・林業基本計画」における林産物の供給及び利用の目標を算出するための資料(「木材需要表」等)として利用。

関連データ

1 累年統計表
累年統計表
2 関連統計表
関連統計表

【調査結果】

1 素材需給の動向

(1) 素材の需要量

平成19年の素材の需要量(=供給量)は2,878万9千m³で、前年に比べ65万2千m³(2.2%)減少した。
これを需要部門別にみると、「製材用」は 1,944万8千m³で、住宅着工戸数の減少等により輸入が減少したことから前年に比べ89万4千m³(4.4%)減少した。
一方、「木材チップ用」は411万4千m³で、素材(原木)以外の原料である工場残材や解体材・廃材が減少しているなかで素材(原木)からの生産量が増加したことから前年に比べ19万8千m³(5.1%)増加した。
また、「合板用」は522万7千m³で4万4千m³(0.8%)増加した。
この結果、需要部門別の構成割合は、「製材用」が67.6%、「合板用」が18.2%、「木材チップ用」が14.3%となった。(詳細は統計表P14~17参照)

図5 素材需要量の推移
表4 需要部門別素材需要量

(2) 素材の供給量

素材の供給量(=需要量)は、国産材が1,765万m³で前年に比べ104万1千m³(6.3%)増加した。これは、外材の供給量が減少しているなかで、施策の推進等により国産材の利用が増加したことによる。
また、外材は1,113万9千m³で米材、北洋材等が減少したことから前年に比べ169万3千m³(13.2%)減少した。これは、主に原油高により輸送コストが高騰したこと、諸外国において需要が増加し入手が困難になったこと、北洋材については丸太の輸出税の引き上げが行われたこと等による。
この結果、素材供給量に占める国産材の割合は61.3%となり、前年を4.9ポイント上回った。(詳細は統計表P14~17参照)

図6 材種別素材供給量および国産材供給割合の推移
表5 需要部門別、材種別素材供給量
ア 国産材の供給

国産材の供給量(全国計のみ素材生産量と等しい)を針葉樹、広葉樹別にみると、針葉樹は1,516万2千m³で、主に「合板用」及び「製材用」が増加したことから、114万5千m³(8.2%)増加した。
これを樹種別にみると、「あかまつ・くろまつ」、「ひのき」は前年に比べそれぞれ1万7千m³(2.1%)、5千m³(0.3%)減少したものの、主に合板用の生産量が増加したことから「すぎ」、「からまつ」及び「えぞまつ・とどまつ」は前年に比べそれぞれ78万9千m³(9.8%)、33万6千m³(17.3%)、7千m³(0.7%)増加した。
また、広葉樹は248万8千m³で、主に「製材用」が減少したことから、前年に比べ10万4千m³(4.0%)減少した。(詳細は統計表P18・19参照)

図7 国産材の樹種別素材供給量の推移
表6 樹種別素材供給量
イ 外材の供給

外材の供給量を産地材別にみると、米材は461万3千m³、北洋材は443万8千m³、南洋材は100万8千m³、ニュージーランド材は84万5千m³で、前年に比べそれぞれ66万1千m³(12.5%)、65万9千m³(12.9%)、21万1千m³(17.3%)、10万9千m³(11.4%)減少した。(詳細は統計表P14~17参照)

図8 外材供給量の推移

2 製材

(1) 製材工場数、製材用動力の出力数及び従業者数

平成19年12月31日現在の製材工場数は7,905工場で前年に比べ577工場(6.8%)減少した。
これを製材用動力の出力階層別にみると、主に「37.5~75.0未満」、「22.5~37.5未満」及び「75.0~150.0未満」の階層においてそれぞれ250工場(8.0%)、154工場(8.5%)、89工場(6.1%)、減少した。
製材用動力の総出力数は79万2,959.3kWで、前年に比べ2万6,918.3kW(3.3%)減少したものの、1工場当たりの出力数は100.3kWで、前年に比べ3.6kW(3.7%)増加した。
従業者数は4万2,127人で、前年に比べ3,262人(7.2%)減少した。(詳細は統計表P20参照)

表7 製材工場数、製材動力の出力数

(2) 製材用素材消費量

平成19年の製材用素材消費量は1,921万1千m³で、前年に比べ109万4千m³(5.4%)減少した。
これを製材用動力の出力階層別にみると、主に「150.0~300.0未満」、「75.0~150.0未満」及び「37.5~75.0未満」の階層においてそれぞれ38万5千m³(11.0%)、29万8千m³(10.2%)、26万m³(11.5%)、減少した。
なお、1工場当たりの素材消費量は2,430m³で、前年に比べ36m³(1.5%)増加した。(詳細は統計表P22参照)

表8 製材用動力の階層別素材消費量
図9 製材工場数および素材消費量の構成割合(出力階層別)

(3) 製材品出荷量

製材品出荷量は1,163万2千m³で、前年に比べ92万2千m³(7.3%)減少した。
出荷量を用途別にみると、主に「建築用材」、「木箱仕組板・こん包用材」及び「土木建設用材」の用途においてそれぞれ75万2千m³(7.4%)、7万m³(5.0%)、4万7千m³(9.1%)、減少した。
また、人工乾燥材出荷量は229万3千m³で、前年に比べ2万6千m³(1.1%)減少したものの、出荷量計における人工乾燥材出荷量の割合は19.7%と前年に比べ1.2ポイント上回った。(詳細は統計表P23参照)

図10 製材品出荷量の推移
図11 人工乾燥剤出荷量および割合の推移
表9 製材品出荷量(用途別)

3 合単板

(1) 合単板工場数及び従業者数

平成19年12月31日現在の合単板工場数は248工場で、前年に比べ15工場(5.7%)減少した。
これを製造種類別にみると、単板のみ製造している工場は23工場で前年と同数となり、普通合板のみ製造している工場は43工場で前年に比べ2工場(4.4%)減少し、普通合板と特殊合板を製造している工場は10工場で前年に比べ1工場(9.1%)減少し、特殊合板のみ製造している工場は172工場で前年に比べ12工場(6.5%)減少した。
合単板工場の従業者数は1万1,144人で前年に比べ270人(2.4%)減少した。(詳細は統計表P24参照)

表10 合単板工場数および従業員者数

(2) 普通合板及び特殊合板生産量

平成19年の普通合板生産量は307万3千m³で、前年に比べ24万1千m³(7.3%)減少した。このうち、針葉樹合板生産量は242万4千m³で、前年に比べ6万m³(2.4%)減少した。
また、厚さ別にみると、主に「12mm以上」及び「6~12mm未満」の階層で前年に比べそれぞれ15万m³(5.8%)、4万6千m³(9.5%)減少した。
一方、特殊合板生産量は92万4千m³で、前年に比べ17万8千m³(16.2%)減少した。
種類別にみると、主に「その他の合板」、「プリント合板」及び「塗装合板」において前年に比べそれぞれ11万4千m³(14.5%)、2万6千m³(16.6%)、2万3千m³(39.0%)減少した。(詳細は統計表P24・25参照)

表11 普通合板および特殊合板生産量
図12 普通合板生産量の推移図13 特殊合板生産量の推移

4 木材チップ

(1) 木材チップ工場数及び従業者数

平成19年12月31日現在の木材チップ工場数は1,857工場で、前年に比べ114工場(5.8%)減少した。
これを専門・兼営区分別にみると、「木材チップ専門工場」は366工場で、前年に比べ2工場(0.5%)減少し、「製材又は合板工場との兼営工場」は1,491工場で、前年に比べ112工場(7.0%)減少した。
木材チップ工場の従業者数は3,426人で、前年に比べ193人(5.3%)減少した。(詳細は統計表P26参照)

表12 木材チップ工場数および従業員者数

(2) 木材チップ生産量

平成19年の木材チップ生産量は589万4千tで、前年に比べ5千t(0.1%)減少した。
これを原材料別にみると、「素材(原木)」及び「林地残材」は前年に比べそれぞれ9万2千t(4.0%)、3万4千t(51.5%)、増加したものの、「工場残材」及び「解体材・廃材」は前年に比べそれぞれ9万3千t(4.1%)、3万8千t(3.0%)減少した。
また、針葉樹・広葉樹別にみると、「針葉樹」は308万7千tで前年に比べ2.8%増加し、「広葉樹」は156万3千tで前年に比べ3.1%減少した。(詳細は統計表P27参照)

表13 木材チップ生産量
図14 木材チップ生産量の推移

お問い合わせ先

大臣官房統計部生産流通消費統計課 
担当者:畜産・木材統計班
代表:03-3502-8111(内線3686)
ダイヤルイン:03-3502-5665

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