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農林水産省

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(2)食料自給率の向上に向けた取組 キ ばれいしょ・かんしょ


基本計画においては、ばれいしょの生産量を平成20(2008)年産の274万tから平成32(2020)年産の290万tとする目標を定めています。また、かんしょの生産量を平成20(2008)年の101万tから平成32(2020)年産の103万tとする目標を定めています。さらに、ばれいしょ・かんしょについての克服すべき課題として、(1)生食、加工食品用、でん粉原料等の用途に応じた安定供給体制の構築、(2)加工食品用途への供給拡大や国産でん粉の需要開拓等が掲げられています。

平成22(2010)年産のばれいしょの作付面積は8万3千haで、平成20(2008)年産に比べて2千ha減少しました。また、生産量は229万tで、夏期の高温、多雨の影響等により、平成20(2008)年産に比べて45万t減少しました(表1-9)。

平成23(2011)年産のかんしょの作付面積は3万9千haで、平成20(2008)年産に比べて2千ha減少しました。また、生産量は88万6千tで、挿苗期の低温、日照不足等の影響により、平成20(2008)年産に比べて12万5千t減少しました。



(国産でん粉の需要拡大を推進)

このような中、ばれいしょ・かんしょの用途に応じた安定供給体制の構築を図るため、貯蔵施設や種苗生産関連施設等の整備に対する支援措置が講じられています。

また、ばれいしょの需要開拓に向けて、著しい収量の減少を起こす害虫のジャガイモシストセンチュウに抵抗性があり、ポテトチップスの品質が優れる「北海104号」や、かまぼこ・めん類等の加工食品用途への適性が高いでん粉原料用品種「コナユキ」等が開発されています。さらに、かんしょの需要開拓に向けて、糊化(こか)温度が低く食品の形や柔らかさを長期間保持できるでん粉特性をもつでん粉原料用品種「こなみずき」が開発されており、和菓子や水産練り製品等の加工食品用途への利用が期待されています(図1-21)。これらの新品種の普及を通じて、ばれいしょ・かんしょの新たな用途への利用拡大が推進されています。


図1 - 21 かんしょ新品種「こなみずき」のでん粉の特性

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