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農林水産省

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第3章 農業の持続的な発展に向けた取組


農林水産業・農山漁村には、農業生産額の減少や担い手の高齢化等の様々な課題がある一方、高い生産技術や世界に評価される日本食、のどかな農村風景、豊かな資源等を有するなど、潜在的に大きな可能性があると考えられます。農山漁村に受け継がれた豊かな資源を活用して、農山漁村の潜在力を最大限に引き出していくためには、生産現場自らが需要の動向を敏感につかみ、農林水産業の高付加価値化等を積極的に推進する「攻めの農林水産業」を展開することが重要です(図3-1)。

このため、農林水産省では、平成25(2013)年1月に農林水産大臣を本部長とした「攻めの農林水産業推進本部」を設置し、国内農業を産業として強くしていく対策と多面的機能の発揮を図る政策とを、車の両輪として検討を進めているところです。

「攻めの農林水産業」については、(1)需要のフロンティアの拡大、(2)生産から消費までのバリューチェーン(*1)の構築、(3)生産現場(担い手、農地等)の強化を3つの戦略としています。

最初の戦略である需要のフロンティアを拡大するためには、国内外に日本の強みを活かせる市場を創造することが重要です。このため、今後10年で倍増が見込まれる世界の食市場に、日本の農林水産物・食品が評価される環境を整備し、日本の「食文化・食産業」の海外展開(Made by Japan)、日本の農林水産物・食品の輸出(Made in Japan)、世界の料理界での日本食材の活用促進(Made from Japan)の取組を一体的に推進するとともに、国民の新たなライフスタイルに即応した農林水産物・食品の開発を進めることとしています。

2つ目の戦略である生産から消費までのバリューチェーンの構築を進めるためには、農林水産業が多様な業種と連携することにより第1次産業の価値を高めるとともに、知的財産を的確に保護することにより、長期にわたり通用するブランドを構築することが重要です。

さらに、3つ目の生産現場の強化を図るためには、農業の構造改革を進めることが重要であり、法人経営・大規模家族経営の推進や青年就農の促進、農地集積の推進・耕作放棄地(*2)の解消に取り組むことが重要です。


*1、2 [用語の解説]を参照。

図3-1 「攻めの農林水産業」の概要

目次

第1節 農業の構造改革の推進

第2節 人と農地の問題を解決する取組等

第3節 農業生産基盤の整備・保全

第4節 農業産出額と農業所得等の動向

第5節 主要農畜産物の生産等の動向

第6節 農業の高付加価値化等の推進

第7節 研究・技術開発の推進

第8節 環境保全を重視した農業生産の推進

第9節 農業を支える農業関連団体



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