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農林水産省

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(1)農業産出額等の動向


(農業総産出額は近年8兆円台で推移)

我が国の農業総産出額(*1)は、昭和59(1984)年に11兆7千億円に達しましたが、その後は、多少の増減が見られるものの、減少傾向となり、平成13(2001)年以降は8兆円台で推移しています(図2-1)。

品目別にみると、野菜は平成26(2014)年に2兆2千億円となり、昭和59(1984)年に比べて2千億円増加しましたが、米、畜産、果実は減少しており、中でも米については平成26(2014)年産の米価下落等の影響もあり、結果として2兆5千億円の減少となっています。なお、平成27(2015)年産の主食用米の需給は引き締まり基調となっており、前年に比べて価格が上昇しています。

次に、農業総産出額に占める割合をみると、昭和59(1984)年では、米が34%と最も高く、次いで畜産28%、野菜17%の順になっていますが、平成26(2014)年では、畜産が35%と最も高くなり、次いで野菜27%、米17%の順になっています。

また、生産農業所得(*2)については、平成25(2013)年の2兆9千億円から1千億円減少し平成26(2014)年は2兆8千億円となりました。これは、農業総産出額の減少に加え、物的経費の飼料費や光熱動力費等が増加したことが要因と考えられます。なお、生産農業所得から雇用賃金相当額、支払利子(*3)・地代相当額、経常補助金等を控除した労働農業所得(家族)は、平成26(2014)年において1兆2千億円で、そのうち経営主に帰属する部分である労働農業所得(経営主)は9千億円と試算されています。


1 [用語の解説]を参照
*2 農業総産出額から物的経費(減価償却費及び間接税を含む。)を控除し、経常補助金を加算したもの
*3 [用語の解説]を参照

図2-1 農業総産出額及び生産農業所得の推移
データ(エクセル:99KB / CSV:3KB

(地域によって農業産出額の減少度合いに差)

地域別の農業産出額について、平成7(1995)年と平成26(2014)年を比較すると、全ての地域で減少しています(図2-2)。次に、地域別・品目別についてみると、全ての地域で、国内消費に合わせた生産量の減少や価格の低下から、米が大きく減少していることがみて取れます。

一方、北海道及び九州・沖縄では、畜産や野菜の産出額が伸びていることから、平成17(2005)年から平成26(2014)年については農業産出額が増加しています。


図2-2 全国農業地域別農業産出額の推移
データ(エクセル:39KB / CSV:2KB


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