このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

(1)農地・農業用施設の復旧の取組


(農林水産関係被害と復旧状況)

東日本大震災における農業関係の被害額は9,049億円となっています(表4-1-1)。

津波により被災した農地2万1,480haについては、損壊か所の農地復旧や除塩を実施しており、平成28(2016)年1月末までに、74%(1万5,920ha)で営農再開が可能となりました(図4-1-1)。また、営農再開後もきめ細かい対処を行い、営農の確保を図っています。残りの農地については、公共用地等への転用が見込まれる農地もありますが、農地復旧と一体的に大区画化等の実施を予定している農地、海水が浸入しているなど被害の甚大な農地及び福島県の避難指示区域内の農地があり、それぞれの課題に対処しつつ、復旧を進めています。

復旧が必要な主要な排水機場については、98か所のうち93%(91か所)が復旧完了又は実施中となっています。また、復旧が必要な農地海岸(*1)については、127地区のうち84%(107地区)が復旧完了又は実施中となっています。さらに、被災した農業集落排水施設については、11県401地区のうち97%(388地区)が復旧完了又は実施中となっています。


1 農地を保全するために必要な施設等がある海岸

図4-1-1 農地・農業用施設等の復旧状況(平成28(2016)年1月末時点)

(農地・農業用施設の復旧に向けた取組)

農林水産省では、被災した農地・農業用施設等の復旧を進めています。特に農地・農業用施設等の直轄特定災害復旧事業等については、地震被災地域6地区(迫川(はざまがわ)上流・荒砥沢(あらとざわ)ダム、迫川(はざまがわ)上流、河南(かなん)、白河矢吹(しらかわやぶき)、阿武隈川(あぶくまがわ)上流、芳賀(はが)台地)及び津波被災地域1地区(定川(じょうがわ))では復旧事業が完了し、地震被災地域1地区(請戸川(うけどがわ))及び津波被災地域5地区(仙台東(せんだいひがし)、名取川(なとりがわ)、亘理山元(わたりやまもと)、亘理(わたり)・山元(やまもと)農地海岸、南相馬(みなみそうま))では引き続き事業を実施しています(図4-1-2)。

平成27(2015)年10月には津波被災地域である亘理山元(わたりやまもと)地区において、全ての排水機場が本格稼働しました。仙台東(せんだいひがし)地区においては、平成27(2015)年9月には全ての排水機場が本格稼働しており、引き続き農地の大区画化等の整備を実施しています。亘理(わたり)・山元(やまもと)農地海岸については、平成28(2016)年1月末までに太平洋に面した海岸延長5.7kmのうち98%(5.6km)の復旧工事が完了しました。


図4-1-2 直轄特定災害復旧事業の実施地区


ご意見・ご感想について

農林水産省では、皆さまにとってより一層わかりやすい白書の作成を目指しています。

白書をお読みいただいた皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。

送信フォームはこちら

お問合せ先

大臣官房広報評価課情報分析室

代表:03-3502-8111(内線3260)
ダイヤルイン:03-3501-3883
FAX番号:03-6744-1526