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農山漁村のリーダーとなるべき農村女性の資質向上を図るとともに、参加者による幅広い情報交換を行い、農業の振興や魅力ある地域づくりの推進に資するため、平成23年10月27日(木曜日)から28日(金曜日)の日程で、栃木県において「平成23年度関東ブロック先進的農村女性交流交換会」を開催しました。 |
栃木県日光市のホテル鬼怒川御苑を会場に開催された第1部では、「世界とつながる農村女性」という題で日本汎太平洋東南アジア婦人協会(日本パシイワ)会長の鹿野和子さんに基調講演をしていただきました。日本と海外との交流と日本の事例が海外で参考にされていることや人口動態でアラブの春やソビエト崩壊などを予言された話など海外の状況をお伺いしました。またケイパビリティ(潜在能力)をもつことはその後の事例発表ともリンクして考えられるなど、大変興味深いものとなりました。また、壇上を降りて参加者のすぐそばに立たれ意見交換をされ、手を挙げないものの自分の考えをしっかりもっている農村女性リーダー達の考えを掘り起こされました。
事例発表では、栃木県内で活躍されている3名の方が発表されました。
始めに栃木県女性農業士の野口弘子氏が食育活動や起業など、チャンスが訪れた時には自らチャレンジされる等前向きな姿勢を感じる発表でした。
次に、「花農場あわの」代表の若林ふみ子氏から農家レストランについて、グループ全員が責任感を持ち、将来を考えるとともに基本を忘れないなどしっかり地に足を付けた活動ながら軽やかな印象をうけた発表でした。
最後は栃木県女性農業委員の会会長の大出陽子氏から配偶者が亡くなり経営主となり参加したJAいちご生産者部会で女性部を作ったお話を始めとしたご本人の活動と公私ともに後継者の育成に取り組んだことについて語られ、信念を感じる発表には圧倒されました。
その後、基調講演者及び事例発表者と会場でTPPや女性経営主になる時の心配等について意見交換が行われました。
また、第1部の司会は栃木県女性農業士会の興野事務局長が務められ、和やかな雰囲気ながら、しっかりとしめる名司会ぶりを発揮されていました。
基調講演
「世界とつながる農村女性」 日本汎太平洋東南アジア婦人協会(日本パシイワ)会長 鹿野和子氏
事例発表
1.食育・地産地消事例 「気がつけば食育活動」 野口弘子氏
2.女性起業活動事例 「これまでの10年これからの10年」 若林ふみ子氏
3.経営及び社会参画事例 「地域活動から始まった私の社会参画」 大出陽子氏



第2部は引き続きホテル鬼怒川御苑で「情報交換交流会」が行われました。
栃木県女性農業士会による活動発表や、各都県代表の女性農業者から3分間スピーチとして自身の活動への思いや状況などの発表がありました。また、農産物や加工品の紹介や試食も行われ、工夫を凝らした加工品や立派な農産物を前にして、賑やかに交流が行われました。



翌日の現地研修は宇都宮市農林公園「ろまんちっく村」を訪れました。まず、運営している(株)ファーマーズフォレストの社長であり、6次産業化プランナーもされている松本社長より、「6次産業化に向けた農業者の取組と課題について」講義いただきました。発想の転換や販売まで含めて考えることの重要性はもちろん、6次産業化のネットワーク化により地域の活性を図るとのお話に、これから6次産業化を考えている人はもちろん、すでに起業されている方も、自分たちの活動が地域を変えていくのだと改めて感じたようです。
その後、ろまんちっく村内のファーマーズマーケット等を見学しました。

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