食料自給率と地産地消
そのパンはどこのパン?
| だいち君が、いつも食べているパンはどこの国のものかしら? |
| え! 日本のパン屋さんで売ってるんだから、日本のものでしょう? |
| 作られているのは日本かもしれないけど、パンは何からできているのか知ってる? |
| 原料は小麦粉よね。 |
| そう。パンは主に小麦から作られているんだけど、実はそのほとんどを輸入にたよっているの。 |
低下する「食料自給率」
日本の国内で1年間に食べられている小麦のうち、国内で作られているのはわずかに13%。残りの87%は輸入にたよっています。このように、ある食べ物のうち、国内生産でまかなわれている割合(わりあい)を「食料自給率」といいます。日本の食料自給率は、39%と世界的に見ても大変低くいのです。

日本39% アメリカ128% フランス122% ドイツ84% 英国70%となっています。
※数字が100%をこえている国もありますが、100%をこえた分は、その国でたくわえられたり、外国に輸出されたりします。
日本の食料自給率は1965年には70%以上ありました。それが最近では40%ほど。昔は、今よりたくさんの農産物を作っていたのですが、農地が住宅や工場になってしまったり、安い外国産におされて、だんだん減ってきました。また、日本人の食事が洋風化して、肉や油を使った料理を食べることが多くなりました。しかし、国土のせまい日本では、それらを十分に作ることはできないので、輸入にたよることになります。このように、国内での生産が減り、輸入が増えたことで、食料自給率が低下したのです。

「地産地消」を実行しよう
| 「地産地消」という言葉を知っている? その土地でとれたものを、その土地で消費するという意味なの。 |
| 考えてみたら、安いからといって外国から食べ物を運んでくるのは不自然よね。 |
| 外国から船や飛行機で運んでくるには、それだけ燃料もかかるし・・・。 |
| 国内産の食べ物の方が安心感もあるわ。 |
| そうね。その土地でとれたものの方が新鮮(しんせん)ですものね。大事な食べ物のことなんだから、値段(ねだん)ばかりではなく、そういうことも考えてほしいわね。 |





