山梨県
山梨県は四方を山に囲まれた県で、田んぼは多くないのですが、農地にしめる果樹園(かじゅえん)の割合(わりあい)が約48%という、日本でも有数の“果物王国”なのです。そんな山梨県の食べ物を見て行きましょう。
ぶどう
甲府盆地(こうふぼんち)の東に位置する甲州市(こうしゅうし)勝沼町(かつぬまちょう)は日本で最初にぶどうが作られたところといわれており、現在もぶどう、ワインの一大産地として知られています。ぶどうは育てるのに手間がかかる作物なので、農家では成長時期がことなる複数の品種を育てて、いそがしい時期が重ならないように工夫をしています。
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ぶどうは手間ひまをかけて育てないといけない作物なので、ぶどう農家の子ども達も一生懸命(いっしょうけんめい)お手伝いするそうよ。 |
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ぶどうがりは楽しいけど、ぶどうを育てるのは毎日だと大変なのね。 |
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そんけいしちゃうなあ~。 |
もも
山梨県だけで全国生産量(150,200t)の3分の1ほどを生産する県を代表する作物です。ぶどうとももは、とり入れの時期がずれているので両方を作っている農家も多く、甲府盆地の中央からやや東に位置する笛吹市(ふえふきし)は、ぶどうとももの両方で日本一の生産量をほこっています。
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ももってすごくいたみやすい作物よね。 |
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1個1個、フルーツキャップに包まれて大事そうに運ばれてくるわ。 |
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だからこそ、東京なんかの大消費地に近い山梨県が有利なのよ。 |
大塚(おおつか)にんじん
県中南部の市川三郷町(いちかわみさとちょう)大塚でとれるにんじんは、長いものだと1メートルにも達するすごく長いもので、「大塚にんじん」とよばれています。ふつうのにんじんよりも栄養価が高くあまいにんじんなのですが、それだけ長いとほり出すのも大変で、一時は作る人がほとんどいなくなっていました。しかし、最近になって、こうしたその地方独特の野菜を見直そうと、また、さかんに作られるようになったのです。このような「伝統野菜」を見直そうという取り組みが、全国的に行われています。
※市川三郷町の大塚小学校のみんなが「大塚にんじん」のことをまとめたホームページを作っているので、見てください。
- 市川三郷町立大塚小学校
- http://www.mitama-ootsukasho.ed.jp/
山梨県でとれるもの(生産量と全国順位)
<果樹>
もも 54,100t(36%)1位
すもも 6,660t(30%)1位
ぶどう 51,400t(25%)1位
※( )内は全国生産量に占(し)める割合(わりあい)
出典名
・果樹生産出荷統計(平成19年)
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山に囲まれた山梨県は、かんそうしていて、昼と夜の温度差が大きいという典型的な内陸性気候です。土地も水はけが良すぎて、お米を作ることには向いてないところだったの。そこで昔の人達は苦労したんだけど、この条件を逆手にとって、果物を作ることにしたのよ。 |
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へえ~、果物の方が市場で人気があるから、その方がよかったのかな? |
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そう。だから、山梨県は農地10アール(※)あたりの所得が日本でも一番高い県になっているの。 |
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山梨県の人達の努力が実ったのね。 |
※アール
1アールは10メートル四方の正方形の面積、10アールはその10倍の面積。