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こまちゃんと食の冒険

 
 

米の話

米は春先に種をまき、育った苗(なえ)を田んぼに植えて、秋にとり入れます。
米はもともと東南アジア方面からわたってきた作物で、高温多湿(こうおんたしつ)な日本の気候に適していたので、さかんに作られるようになりました。現在、米の生産が多い北海道・新潟県・東北などは、気温が低く必ずしも米を作るのに適したところではなかったのですが、品種改良によって寒さに強い稲(いね)が作られ、“米どころ”とよばれるようになりました。
米の中でも、現在、もっとも多く生産されているのが「コシヒカリ」という品種です。新潟県で生まれた「コシヒカリ」は、味がよいことから全国にその生産が広がり、最近では、「ひとめぼれ」「ヒノヒカリ」「あきたこまち」といったコシヒカリの仲間の品種を合わせると、日本で作られる米の半分以上がその系統(けいとう)となっています。
また、これまで日本は米の輸入をほとんどみとめていなかったのですが、1993年に米不足が起こった際に、米の輸入を解禁してからは、毎年、一定量の輸入米が入ってくるようになりました。

田植え

米の栄養

米の成分は70%以上が炭水化物(でん粉)です。このでん粉は体の中に入るとぶどう糖(とう)に変化し、脳(のう)を働かせるエネルギー源(げん)となってくれます。また、米はゆっくり消化されることもあって、長い時間、安定してエネルギーを出してくれるという意味でも、すぐれた食べ物なのです。

稲

米の豆知識

「米」という漢字を分解してみると、「八」と「十」と「八」に分かれます。これは、お米ができるまでには「八十八」もの手間がかかっているということで、だから、お米を大事にしないといけないというふうにいい伝えられています。

ななちゃんは、ごはんはどのぐらい食べるの?
わたしは、1回にお茶わん1ぱいぐらいしか食べないわ。
そうなの。ななちゃんに限らず、最近は、日本人の食生活が洋風化してきて、お米をあまり食べなくなってきているの。でも、日本人が長生きなのは、体にやさしいお米を食べてきたから、ともいわれているのよ。
欧米(おうべい)でも日本食がブームらしいわね。
そう、米と魚が中心のヘルシーなメニューが健康的と、日本食の良さが見直されているのよ。
そうかあ~、ぼくは、ごはんをいっぱい食べるぞ!
だいち君は食べ過ぎに注意してね。
米の収穫
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