いちごの話
いちごは畑でとれます。食べている部分は実ではなく、花を支える部分が大きくなったもので、いちごの表面についている“つぶつぶ”こそが実なのです。主な産地は栃木県・福岡県・熊本県などで、栃木県の「とちおとめ」、九州の「とよのか」という品種が有名です。本来は、初夏の作物だったのですが、いちごがもっとも使われるのがクリスマスケーキが売られる12月のため、現在ではハウス栽培(さいばい)を利用して、11月から6月にかけて出荷されています。
いちごの栄養
いちごはビタミンCが豊富です。大人が1日に必要なビタミンCの量は100ミリグラム(※)ですが、大つぶのいちごを6~8個ほど食べれば、この分量をとれるそうです。ビタミンCはカゼの予防に効果があります。
※ミリグラム
1ミリグラムは1グラムの1/1000。1000ミリグラムが1グラム
いちごの豆知識
いちごは品種改良がさかんな作物です。1984年に「とよのか」、85年に「女峰(にょほう)」という品種が登録されると、西日本では「とよのか」、東日本では「女峰」という品種を作る農家がほとんどになるほど人気になりました。しかし、96年に、この「とよのか」と「女峰」をかけ合わせた「とちおとめ」が登場すると、より「あまくて、大きい」この品種が一番人気となったのです。いちごは、今後も「あまくて、大きい」方向に、どんどん品種改良されて行きそうです。
| へえ~、いちごって初夏の作物だったんだね! |
| わたしも、てっきり冬のものだとばかり思ってたわ。 |
| 技術が進んで便利になって、食べたいものが食べたいときに食べられるようになったけど、その食べ物の「旬(しゅん)」(※)の時期というのがわからなくなっちゃってるわね。便利さばかりを求めるのではなくて、季節のうつり変わりを楽しみたいものね。 |
(※)旬
その食べ物が1年の中で一番おいしい時期をいいます。たいていは、その食べ物が一番たくさんとれる時期でもあるので、値段(ねだん)も安くなっています




