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群馬県渋川市[行幸田地域営農推進協議会]

むらづくりのテーマ・概要

 渋川市行幸田地域では昭和30年代頃までソバが栽培され、地域の旧名称に由来する「豊(とよ)秋(あき)ソバ」として生産が盛んであった。40年代以降、養蚕の発展に伴いソバ栽培は減少、その後養蚕も衰退したため、桑園の遊休地化が目立ち始めた。地域の農地利用に問題意識を持っていた農業者が中心となり平成10年「行幸田地域営農推進協議会」を設立し、将来の地域農業ビジョン(「とよあき21新田園づくり構想」)を策定した。そこで「ソバの生産振興で地域を活性化する」と目標が定められ、行幸田地域の各組織が同じ目標に向かい活動を始めた。
ソバ生産で遊休農地が解消され、消費者交流を目的に地域全体でそば祭りを開催することで、地域の協力体制が確立された。また加工体験施設の開設により、ソバの高付加価値販売が可能となり、隣接する農産物直売所の集客力・収益性が高まるなど、様々な相乗効果が生まれた。ソバの振興で集落全体が活性化するとともに、ソバは地域を代表するブランド作物に成長した。
また、そば工房や直売所という農産物の販売拠点が確立したことにより、女性農業者や高齢農業者等の活躍の場が広がり、地域に活気を与えた。
地域農業ビジョンの計画に基づき、ソバを中心に生産・販売・消費という地産地消を実践し、地域が活性化している。その活動は非農家も含めさらに広がっている。

特徴的取組事項

左記の具体的成果等

地域営農システム化構想の策定
平成10年、地域農業者と関係機関で行幸田地域営農推進協議会を組織し、がんばる地域・担い手育成総合支援事業を導入し、行幸田地域の将来ビジョンとなる地域営農システム化構想「とよあき21新田園づくり構想」を策定した。

 

地域の振興作物としてソバが位置づけられた。また農産物直売所の活性化、農産物加工・販売。農家レストランの開設なども目標化され、各組織が一体となり同じ目標に向かって活動するようになった。

ソバの生産振興が本格化
桑園跡地で遊休農地が目立つ「南原(なんばら)地区」のほ場整備を行い、平成10年にソバの栽培試験を実施した。消費者交流会に試食提供したソバは、高い評価を得た。栽培性の確認や、栽培技術の確立、農地集積など、毎年営農努力と工夫を重ね、栽培面積を増やし、現在遊休農地はほとんどない。

 

消費者交流会でのソバの高い評価が自信となり、ソバの作付け面積は、年々拡大した。(H10年2ha→H19年19ha) また、麦作組合は、「平成18年全国そば生産優良地区表彰」において、日本麺類業団体連合会長賞(集団の部)を受賞した。

  加工体験施設兼農家レストランの開設
平成14年、がんばる地域・担い手総合支援事業を導入し、ソバ加工体験施設「みゆきだそば工房」を設立した。ソバの生産は麦作組合、加工はそば打ち女性部が担当し、両者で工房の運営を行っている。ソバ打ち体験や行幸田ソバ道場(生産~加工)も実施している。

 

そば工房は、(ア)加工体験、(イ)飲食店、(ウ)加工品販売の3部門で順調な経営を行っている。そば打ち女性部は地域の農村女性で組織され、女性の活躍の場が広がるとともに、女性パワーが地域に活気を与えている。

消費者交流
平成11年から毎年、行幸田地域営農推進協議会は「行幸田そば祭り」を開催している。そば工房で作る地粉100%使用の二八ソバの無料試食が好評である。また工房開設に伴い、隣接する農産物直売所の集客力や収益性も増加し、地域の交流の場となっている。

 

そば祭りは平成19年度で第9回目となり、地域を代表するイベントになった。実行委員会による準備や運営では地域の連携力が発揮される。農産物直売所が好調であるため、高齢農業者の生産意欲も高い。

 農地・水・環境保全向上対策の取り組み
  平成19年度から、自治会長や農業委員で構成される「行幸田地区環境保全協議会」を組織し、同対策に取り組んでいる。ソバづくりから始まったむらづくりは、非農家の参加で発展を続ける。

 

平成19年8月に自治会長や農事支部長などで構成される協議会を設立した。農地や用水路の点検作業を行い、地域内の農業資源の保全に努めている。H5から実施している小学校での農業体験教室や伊香保温泉への食材の提供など、取り組みは地域一体の活動に発展している。

 

むらづくり活動写真

 

 

ソバの収穫。背景の山は赤城山
ソバの収穫。背景の山は赤城山

みゆきだ農産物直売所

みゆきだ農産物直売所

  

 

みゆきだ そば工房外観

みゆきだそば工房外観

 

ソバ道場 講習風景

ソバ道場講習風景

  

 

みゆきだ そぱ工房の内部
みゆきだそば工房の内部

 

行幸田そば祭り会場全景 手前:ソバ畑
行幸田そば祭り会場全景手前:ソバ畑背景:赤城山

 

 

  

お問い合わせ先

企画調整室  
担当者:基本計画推進
代表:048-600-0600(内線3109)
ダイヤルイン:048-740-0309
FAX:048-600-0602

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