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4. 水土里の資源を次世代に

 いま、私たちの社会は、社会システムや経済システムの全般にわたって、これまで経験したことのない規模での大変革を迫られています。大気、水、生態系などの劣化は地球規模で急激に進行しつつあります。もはや大量生産・大量消費・大量廃棄を基軸とする現代の経済システムは、このままでは永続できないことが明らかになってきました。
 これまでの経済システムを見直し、地球上の限りある資源を共有しながら持続可能な社会を築いていくというまったく新しい方向性が求められています。

 次世代は、地球環境や経済問題において、さらに厳しい状況となることが予想されます。そのために「農」にできること、「農」がなすべきこと、そして、永遠のエネルギー資源である「農」を核とした持続可能な社会づくりなどについて共に考えていくべきではないでしょうか。

 全国最大の関東平野、そして日本一の流域面積を誇る利根川を持つ関東地方には、広大な農地とそれを潤す緻密な水路網が築かれています。幾億人という先人が血と汗で築き上げてきたこの人工の資産が、次世代においてもかけがえのない資源であることは、疑いようも無い事実といえるでしょう。

 水土里の資源を次世代に ――― そのために、このサイトが少しでもお役に立てれば幸いに存じます。


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