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都市化地域水環境改善実証調査-中間報告《調査機関H14~H18年度》【第32号】 

調査の目的

 都市化が進む農村地域では、小河川や農業用水路の水量減少や水質悪化の進行など、水環境に係る課題が顕在化しつつある。また一方では、親水性の確保や自然の回復といった水辺環境の再生を求める声が高まってきている。

 こうしたことから、農林水産省と国土交通省の連携により水利制度の弾力化や施設の連携運用等により、積極的に水環境の改善に取り組むものである。

 

調査対象地

 利根川水系土地改良調査管理事務所管内では「利根大堰地域」が既にこの調査趣旨に適合した「冬期試験通水」を両省の連携のもと実施していたため、本調査の対象地域を「利根大堰地域」とした。

 

※画像をクリックすると拡大します(GIF:320KB)

 

調査内容等

景観の比較調査

通水時

通水停止時

 

水質調査


 

生態系調査(H15年度14地点の魚類等の確認種)

調査時期

総種類数

魚類

甲殻類

貝類

水生昆虫

鳥類

水生植物

かんがい期調査

(第1回)

32

20

4

3

0

1

4

非かんがい期調査(第2回)

30

18

5

3

1

1

2

非かんがい期調査(第3回)

26

16

4

3

0

2

1

全調査総数

37

22

5

3

1

2

4

 

 

【小・中学校の総合学習との連携による生態系調査】
~クイズ形式による魚種あて~

 

 

国土交通省による河川の水質改善実証(中川流域の関係河川のBOD改善状況)

視覚対比図

(上図において色が薄いほど水質がよいことを表す)※ 画像をクリックすると拡大します(GIF:365KB)

 

景観比較


 

その他調査及び対策等

埼玉県では、流域の市町村や地域住民と協力し、水質を改善し、清流を取り戻すために「清流ルネッサンスII」の事業(河川事業・下水道事業・水質浄化及び美化、清掃活動等)に取り組んでいる。

 

調整組織

農林水産省、国土交通省、埼玉県、関係市町村関係利水者で組織する「冬水懇談会」を毎年開催し、各種調査結果に基づき環境改善に向けた評価及び今後の方策について討議している。

 

今後の地域水環境改善の実現に向けた課題等

●利根大堰地域における最適通水量の算定と、その水源確保の可能性の検討。

●持管理費の負担の在り方

過年度に実施した一般住民に対するアンケート結果では、「行政が管理費用を補助すべき」との回答を75.4%得たことを踏まえ、負担の在り方について検討する。

●期用水に係る水利権者の在り方

当該地域における冬期用水の通水目的は、いわゆる環境用水が主であることに鑑み水利権者の在り方について検討する。

 

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〒277-0831 千葉県柏市根戸471-65
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