ホーム > 消費・安全 > 平成27年度「消費・安全対策交付金」(食の安全・消費者の信頼確保対策推進交付金)の事後評価について
更新日:平成28年12月1日
担当:消費・安全部消費生活課
関東農政局では、この度、消費・安全対策交付金実施要綱第7の3(参考1参照(PDF:56KB(PDF:56KB))の規定に基づき、管内各都県知事から提出のあった事後評価を含む成果報告書について、関東農政局としての事後評価を平成28年11月2日に実施しました。
なお、事後評価の実施に当たっては、目的、目標(参考2参照(PDF:247KB(PDF:248KB))、事業実施主体ごとに事業の実施状況、各都県の行った事後評価の内容を点検し、評価が低い事業を中心に、事業の目標値に対する実施結果等について、学識経験者等第三者(参考3参照(PDF:34KB(PDF:35KB))からご意見を伺い、評価を行うとともに、各都県の消費・安全対策交付金事業の総合評価についても併せて、評価を行いました。
1.関東農政局における事後評価結果
「平成27年度消費・安全対策交付金(食の安全・消費者の信頼確保対策推進交付金)」
なお、食の安全・消費者の信頼確保対策推進交付金の評価については、以下により実施。
(ア)事業実施計画の目標値に対する達成度が80%以上は、「A評価」。
(イ)事業実施計画の目標値に対する達成度が50%以上80%未満は、「B評価」。
(ウ)事業実施計画の目標値に対する達成度が50%未満は、「C評価」。
(エ)総合評価の達成度は、目標ごとの達成度を各目標ごとの交付金の執行額で加重平均して算出し、上記の(ア)、(イ)、(ウ)の基準に当てはめて評価。
2.学識経験者等第三者の意見概要
関東農政局が行った事業評価結果について、学識経験者等の第三者からの意見等は別紙2のとおり。
3. 事後評価結果に基づく指導方針
なお、指導方針のうち、「評価内容と評価委員の意見」の公表は以下のとおり。
・畜産物の安全の確保(B評価)事業実施主体:東京都
(農政局の評価内容)
立入検査の実施率が減少したことにより、達成度はB評価となった。
立入検査等による農家指導および、採取試料の調査分析により、BSEに係る肉骨粉の混入が無いことが確認され、飼料の安全性確保に一定の効果があったと考えられるが、BSEに係る飼料規制の重要性は不変であることから牛飼養農家への立入検査の継続 的な実施等により飼料規制等の指導に努める必要がある。
(評価委員の意見)別紙2参照
・家畜衛生の推進(B評価)事業実施主体:埼玉県
(農政局の評価内容)
伝染性疾病は平年並み(1.2%減)であったが、検査件数が減少したことにより達成度はB評価となった。
埼玉県における家畜の飼養戸数、頭羽数の減少により検査件数も減少傾向にあるが、各農場及び畜産関連施設の衛生管理の更なる向上により、疾病の発生抑制に努めることが必要である。
(評価委員の意見)別紙2参照