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食生活指針

私たちの食生活は「飽食」とも称されるほど豊かになる一方で、健康・栄養面、資源、環境などの点から様々な問題があります。また、食生活は、社会、経済、文化などによっても左右されるなど様々な事項と関わりがあります。
食生活のあり方は極めて個人的な問題であるといわれますが、食生活と生活習慣病との関わりは深く、生活習慣病が増加することは、本人や家族ばかりでなく、社会全体としての負担の拡大を招く結果になります。また、食生活のあり方は、食料自給率にも大きな影響を与え、食べ残しや食料品を捨てることは、地球的な規模での資源の有効活用や環境問題にも関係しています。
食生活指針は、食生活の望ましい方向性や関連する情報でありますので、みなさんの家庭と食卓の話題としてください。

平成12年3月23日
文部省決定、厚生省決定、農林水産省決定

食事を楽しみましょう

食生活指針の実践
心とからだにおいしい食事を、味わって食べましょう。
毎日の食事で、健康寿命をのばしましょう。
家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。

1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを

食生活指針の実践
朝食で、いきいきした1日を始めましょう。
夜食や間食はとりすぎないようにしましょう。
飲酒はほどほどにしましょう。

主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを

食生活指針の実践
多様な食品を組み合わせましょう。
調理方法が偏らないようにしましょう。
手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう。

ごはんなどの穀類をしっかりと

食生活指針の実践
穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。
日本の気候・風土に適している米などの穀類を利用しましょう。

野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて

食生活指針の実践
たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル食物繊維をとりましょう。
牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、カルシウムを十分にとりましょう。

食塩や脂肪は控えめに

食生活指針の実践
塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。
脂肪のとりすぎをやめ、動物、植物、魚由来の脂肪をバランスよくとりましょう。
栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。

適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を

食生活指針の実践
太ってきたなと感じたら、体重を量りましょう。
普段から意識して身体を動かすようにしましょう。
美しさは健康から。無理な減量はやめましょう。
しっかりかんで、ゆっくり食べましょう。

食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も

食生活指針の実践
地域の産物や旬の素材を使うとともに、行事食を取り入れながら、自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう。
食文化を大切にして、日々の食生活に活かしましょう。
食材に関する知識や料理技術を身につけましょう。
ときには新しい料理を作ってみましょう。

調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく

食生活指針の実践
買いすぎ、作りすぎに注意して、食べ残しのない適量を心がけましょう。
賞味期限や消費期限を考えて利用しましょう。
定期的に冷蔵庫の中身や家庭内の食材を点検し、献立を工夫して食べましょう。

自分の食生活を見直してみましょう

食生活指針の実践
自分の健康目標をつくり、食生活を点検する習慣を持ちましょう。
家族や仲間と、食生活を考えたり、話し合ったりしてみましょう。
学校や家庭で食生活の正しい理解や望ましい習慣を身につけましょう。
子どものころから、食生活を大切にしましょう。

「食生活指針の推進」について

平成12年3月24日
閣議決定

最近の我が国における食生活は、健康・栄養についての適正な情報の不足、食習慣の乱れ、食料の海外依存、食べ残しや食品の廃棄の増加等により、栄養バランスの偏り、生活習慣病の増加、食料自給率の低下、食料資源の浪費等の問題が生じている。
このような事態に対処して、国民の健康増進、生活の質の向上及び食料の安定供給の確保を図るため、食生活指針について、国民各層の理解と実践を促進することとし、政府としては、特に、下記の事項について重点的な推進を図るものとする。

食生活指針等の普及・定着に向けた各分野における取組の推進

  1. 食生活改善分野における推進

    生活習慣病の増加や食生活の多様化が進む現状を踏まえ、健康づくりや生活の質の向上のために、国民一人一人が食生活の改善に取り組めるよう、栄養士その他の食生活改善関係者を中心とする次の取組を総合的に推進する。

    1. 適正な栄養・食生活に関する知識の普及
    2. 健康で主体的な食習慣の形成を目指した働きかけ
    3. 地域や、各ライフステージの特徴に応じた栄養教育の展開
    4. 栄養成分表示の普及をはじめとした食環境の整備
  2. 教育分野における推進

    国民一人一人とりわけ成長過程にある子どもたちが食生活の正しい理解と望ましい習慣を身につけられるよう、教員、学校栄養職員等を中心に家庭とも連携し、学校の教育活動を通じて発達段階に応じた食生活に関する指導を推進する。

  3. 食品産業分野における推進

    国民生活の変化等を背景とした食の外部化が進展しており、食品産業が国民の食生活に果たす役割が増大していることから、消費者の適切な選択に資するため、食品産業関係者を中心とする次の取組を総合的に推進する。

    1. 地域の産物、旬の素材を利用した料理や食品の提供
    2. 減塩、低脂肪の料理や食品の提供
    3. 容器等を工夫して量の選択ができるような料理や食品の提供
    4. エネルギー、栄養素等の情報の提供
    5. 様々な人達が楽しく安心して交流できる場づくりや体験・見学等の機会の提供の推進
  4. 農林漁業分野における推進

    消費者や実需者のニーズに即した食料供給を一層推進するとともに、消費者の食及び農林漁業に対する理解を深めるため、農林漁業の体験や見学等の場の提供に関して農林漁業関係者を中心とする取組を総合的に推進する。

食生活指針等の普及・定着に向けての国民的運動の展開

食生活指針等の普及・定着及び消費者の食生活改善への取組を促すため、民間団体等の自主的な活動とも連携して、国民的な運動を展開する。

お問い合わせ先

消費・安全部消費生活課 

関東農政局案内

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