ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成20年3月) > 有機農業を学ぼう!協働農学塾が開講
東京都・八王子市
八王子市堀之内地区を中心に障害者の生活支援・就労支援事業を行っている社会福祉法人「由木かたくりの会」(野口洋子理事長)では、平成19年10月に本格的な有機農業を学ぶ「かたくり協働農学塾」を開講した。
同法人は、周辺の農家から農地約40aを借り受け、有機質肥料を活用した農産物の栽培、たい肥づくりや農産物加工、通所訓練施設「かたくりの家」内にコミュニティレストランの開設、大学生らと農業体験等を通じた交流を行うなど、地域と交流しながら障害者の自立支援を推進するため多様な活動に取り組んでいる。
同塾は、団塊・シニア世代が地域活動に参加しながら豊かなセカンドライフを送ることを目的に同市が開催した「地域活動体験講座」で、同施設での農業体験に参加した地域住民から有機農業を本格的に学びたいという要望が多く寄せられたことを機に開講したもの。今期(20年9月までの1年間)は、地域住民ら11人が受講している。
同塾は、自然農法の実践学習(微生物と発酵等)、有機農業・リサイクル農法の技術取得(肥料・たい肥の製造方法等)、農作業全般(作付けから収穫までの企画、耕運機・トラクターの操作等)などの講義・実習を毎月2~3回開く。講師は、循環型有機農業の実践を通じて農業指導者を養成する活動を行うグループのメンバーや同法人のスタッフが担当する。
同法人では、「同塾の活動を通じて多くの市民との協働により、本格的な有機農業による地産地消の推進や障害者・高齢者の働く場の確保につながることを期待している。周辺地域の農家は高齢化や労働力不足に悩んでおり、塾生を農業ヘルパーとして派遣することで、地域農業や畜産業の活性化につながれば」としている。
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