ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成20年5月) > 文系大学で農業実習カリキュラムを開講
山梨県・甲府市
甲府市にある山梨学院大学(古屋忠彦学長)では、平成20年4月から農業実習を中心にした全学部共通の総合基礎教養科目「葡萄栽培とワイン醸造」を開講した。文系の大学が農業実習をカリキュラムに導入するのは全国でも珍しい試み。
同カリキュラムは、同大学法学部の上條学部長が中心となり、今まで農業に関わる機会が少なかった学生が、授業という形で「ものづくり」を総合的に学ぶため19年度に試験的に行い、20年度から正式なカリキュラムとして始めたもの。
同カリキュラムでは、4月から9月までの毎月1回、甲府市などの農家へ出向いてぶどうの生産から出荷・販売までの農作業を体験するなかでマーケティングや生産コストなどについて学ぶ。10月からは甲州市内のワイナリーで醸造からびん詰め作業までのワイン作りに携わり、ラベル表示などから商標、知的財産権などについて学習する内容となっている。
同大学では、学生が農家と接することで、高齢化や後継者問題などの農業の現状について理解を深めてもらうなど、当初のカリキュラムの目的以外の学習にもつながることを期待しており、21年度以降も継続して取り組んでいく予定である。

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