ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成20年6月) > 家庭生ごみをたい肥化して学校や農家に提供
山梨県・笛吹市
笛吹市では、平成19年11月に「木質バイオマスのチップ化」、「生ごみのたい肥原料化」、「廃食用油のBDF化」の3つの柱から構成する「笛吹市バイオマスタウン構想」を策定し、20年2月から同構想の一つの「生ごみのたい肥原料化」事業を同市一宮町田中地区(約400戸)と境川町境地区の県営、市営団地(約100戸)の一般家庭を対象に試験的に開始した。
田中地区から出される生ごみは、市から配布されている生分解性のごみ袋に入れ、週2回回収されて「笛吹市バイオマスセンター」に持ち込まれる。同センターの大型生ごみ処理機で生ごみを米ぬかやEM菌発酵液などを加えて発酵させると、約20日間でたい肥になる。また、境地区は団地内に小型の生ごみ処理機を設置し、製造されるたい肥の回収を同市が行っている。現在は両地区合わせて、1週間に250kgのたい肥が製造され、市内の学校や農家に無償で提供されている。
同市では「市内にある温泉宿泊施設の生ごみにも対応できるよう生ごみ処理機の増設を計画中。また、同たい肥を利用して良質な農作物が生産され、地域資源の循環につながれば」と期待を寄せている。

![]()
情報収集官署名
関東農政局
山梨農政事務所
甲州統計・情報センター
電話:0553-33-2267