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タイトル:農業経営の新しい形
取組主体:(株)セブンファーム富里

千葉県・富里市

取組概要

平成20年8月に設立した富里市の農業生産法人(株)セブンファーム富里(戸井和久社長)では、大手総合スーパー(株)イトーヨーカ堂(亀井淳社長)、JA富里市及び同市の農家と連携し、農業生産の取組を開始した。
同法人設立のきっかけは、19年12月に食品リサイクル法(注)が改正され、同社が食品残さをたい肥とした循環型農業による農業参入を目指し、JA富里市に相談したことによる。
20年5月に同JAが仲介役となり、「栽培、管理はプロの農家に任せた方が良い」と提案し、同JAの組合員T氏に話を持ちかけたところ、循環型農業に賛同が得られ、同社とT氏が、生産から販売まで、双方がリスクと責任を負う形とするため、農業生産法人として立ち上げた。農機具や倉庫などは、T氏が所有するものを使用し、配送や経理などは、同JAが協力する。
同法人では、同社の流通・商品管理のノウハウを活用することで、消費者の多様なニーズに対応した農産物の生産が行えること、生産履歴の確認、生育状況や収穫期等の情報を瞬時に把握し、採れたての野菜を店頭に並べることができる。また、従来店頭に並ばなかった規格外農産物をカットや総菜などに加工しての販売が可能なことや、段ボールではなく通いコンテナを使用するなど、コストの削減が期待できる利点がある。
T氏は、「この取組は、農家主体でも企業主体でもうまくいかないだろう。農家・企業・JAがパートナーとして連携した新たな農業経営形態のモデル第1号として成功させたい」と話している。
  注:食品小売業は、24年までに食品循環資源の再利用等実施率45%を目標とする。


 (株)セブンファーム富里のほ場、ほ場にたい肥を投入している様子

 
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