ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成21年8月) > 遊休農地再生に水位調節技術を導入
千葉県・香取市
JAかとり
JAかとりでは、平成21年6月10日、遊休農地再生事業として香取市貝塚の遊休農地に、新技術FOEAS(フォアス)地下水位制御システム【※別添参照】を導入し、設置工事を完了した。
同事業は、JA全農の支援を受け、90aの遊休農地をフォアス実証圃場として5区画に整備し、今後、JAかとり、全農及び3名の地元担い手農家が定期的に打ち合わせを行いながら、同技術の有効性を検証しつつ、圃場を運営する予定となっている。
この技術は、単なる暗渠(あんきょ)排水ではなく、水田に常に水がある状態を利用し、サイフォンの原理により自動的に地下かんがいと排水を行い、作物に適した地上水位・地下水位を自在に調節することができるシステム。これにより排水の悪い水田でも、大豆等の転作作物や、キャベツ・ブロッコリーといった露地野菜等の園芸作物の作付けが可能となるだけでなく、作物の最適水位設定による増収、高品質・安定生産も期待できる。
JAかとりでは、今後、同技術の有効性が実証できれば、管内の事業モデルを組み立て、耕作放棄地の解消、遊休農地再生に向けフォアスの普及を図っていくこととしている。
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整備された圃場 |
水位管理器の外観 |
【FOEAS(フォアス)地下水位制御システム】
FOEAS地下水位制御システムとは、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所と(株)パディ研究所で共同開発した特許工法で、圃場全面で栽培に適した地下水位を維持コントロールし、湿害や干ばつを防止するとともに、水管理の省力化が期待されるシステムです。

農林水産省ホームページへリンク
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_kyogikai/18/pdf/data09.pdf