ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成21年10月) > 営農組織を設立し、アシタバを生産
山梨県・北杜市
「あしたば工房明野」
北杜市明野町の農業者、建築業者、自動車整備業者らで構成する有志6人が、平成20年7月に「あしたば工房明野」(深澤利雄代表)を設立し、21年4月からアシタバ「源生林あしたば」の栽培を始めた。「源生林あしたば」は高冷地でも栽培できる新品種。現在は山梨、茨城、山口の3県で栽培されている。
同工房では、セリ科の多年草であるアシタバに豊富に含まれているビタミンB群は、老化防止に効果があるといわれていることや、成長過程で吸収する二酸化炭素の量が野菜の10倍で、環境省が進める工場等から発生する排出量と相殺するカーボン・オフセットにアシタバ栽培が活用されていて環境保全に役立つことに着目。
地域内の遊休農地解消と新たな特産物になればと取り組みを始め、標高900mほどの高地の畑23aで栽培、収穫量は年6回の刈り取りで10a当たり5,000Kgを見込んでいる。
21年は6月から11月まで市内の直売所等で1束(120g~150g入り)120円で販売している。
また同工房では、アシタバ料理のレシピ作成や試食会の開催等、アシタバの普及やパウダー作り等の加工にも取り組んでいる。
同代表は「まずは、アシタバの認知度が低いため、各種イベントを通してPRに努めたい。今後、地域の活性化とともに環境保全につながれば」と話している。
注:環境省が進めるカーボン・オフセットとは、工場等から排出される温室効果ガスを森林保護など別の場所で実施された削減事業に資金を提供することで埋め合わせるしくみ。二酸化炭素に換算した「クレジット」と呼ばれる認証の形で取引される。
![]() 標高900mで栽培中のアシタバ |
![]() アシタバ茶と生葉のアシタバ |
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