ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成21年11月) > 国産の飼料米給餌で鶏肉のブランド化を目指す
茨城県・石岡市
内外食品株式会社
内外食品株式会社では、自社直営のブロイラー養鶏場の飼料として、世界的に遺伝子組換え作物への転換が進む中、今後も引き続き、非遺伝子組換えのとうもろこしや大豆などの飼料原料を輸入できるかと懸念していた。
そこで、国産米を飼料として与えることで、鶏肉のブランド化を図り消費者に安全な鶏肉を供給するとともに、食料自給率向上に寄与したいと考えて、飼料米の栽培農家を探していた。
平成21年に石岡市の協力により、連作障害が発生しやすい大豆に代わる転作作物を検討していた農家を紹介して貰うとともに、飼料米の本格栽培に向けた試験栽培を開始した。
飼料米の水田には、ブロイラー養鶏場から排出される鶏ふんに米ぬか、微生物(コフナ)を混ぜた発酵堆肥を使用し、環境保全型農業にも取り組んでいる。
この堆肥は、自社工場で生産している焼き鳥用のねぎの栽培にも使用している。
21年の飼料米作付面積は5.6haで、10a当たり1~4tの堆肥を投入し、9月18日に「べこあおば」、9月29日に「モミロマン」を坪刈りし、各品種の特性や、収穫量、収益性等を調べた。その結果、10a当たり750kgの収穫量となり、現行の作付面積で生産量を推計すると、給餌している飼料のうち約6割を飼料米に転換することができ、約1万1、000羽の飼育が可能となる。
同社では、今後、収穫量の増加を図ることで飼料米のコストを下げ、安全で安価な鶏肉を生産していきたいとしている。
![]() 収穫を待つ「べこあおば」 |
![]() 初めての収穫 坪刈りして収穫量を調べている様子 |
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