ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成21年12月) > 地場産からまつの間伐材を使った学校用机と椅子を製作
長野県・朝日村
朝日村、朝日木材利用研究会
朝日村(中村武雄村長)と朝日木材利用研究会(高橋廣美会長、会員20人(地元林業者・木工業者等で構成))では、平成20年度に村内で間伐したからまつを使い、同村立朝日小学校用机と椅子の、製作に取り組んでいる。
同村には、からまつを主体とする人工林が約4,300haあるが、そのほとんどが私有林で、一戸当たり所有面積が小さく、整備が遅れていた。整備されない森林は、野生鳥獣被害の要因にもなっていた。このため里山を中心に、森林を整備し、伐採された間伐材を有効活用するひとつとしてこの取り組を始めた。
素材となるからまつは、樹齢40~50年の間伐材を使用した。県の「木育推進事業」を利用して、村内で森林資源の有効活用を研究している同研究会に机と椅子の製作を依頼した。同研究会は、オリジナルデザインで無垢材の机と椅子を、生徒の身長に合わせ3種類作り、22年3月に同小学校へ110組を初めて納入、22年度からは2か年計画で220組(3~6年生分)を製作することとしている。
同村は、「所有者の協力を得ながら森林整備と間伐材の有効利用を推進したい。同事業は伐採から製品になるまでを学習・体験する事業でもあり、生徒に森林の大切さを伝えたい」としている。
また同研究会では、県内外の小学校へ間伐材机と椅子をPRして、需要の拡大を図る取り組みも予定しており、「子供たちに長く大切に使ってもらいたい。その魅力が伝わることで地場産からまつ材が地域振興に繋がれば」と話している。
![]() からまつの無垢材で製作した机 |
![]() からまつの無垢材で製作した椅子 |
![]()
情報収集官署名
関東農政局
長野農政事務所
松本統計・情報センター
電話:0263-47-2590