ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成22年1月) > クリスマスにももの出荷
平成22年1月掲載
山梨県・甲州市
雨宮 俊五
甲州市塩山で農業を営む雨宮俊五氏は、12月に出荷するももの露地栽培に成功し平成20年12月から商品化して販売している。
これは、同氏が20年ほど前に中国原産の苗を知人から譲り受け栽培を始めたもの。通常のももに比べ開花から収穫まで非常に長く11月中旬頃に収穫を迎えるのが最大の特徴。原産地とは気候や土壌条件が異なるため、栽培方法の確立には試行錯誤が続いたが、収穫後、約1か月ほど保冷庫で熟成させるなど工夫を凝らした結果、商品化に成功した。大きさは直径10センチぐらいで食感はやや堅め。熟成後の糖度はおよそ22度と高く、「クリスマスピーチ」と命名し、20年は約630個を収穫した。インターネット販売を中心に販売したところ、夏場の果実が真冬に食べられるとあって消費者からも好評である。
現在のところ株分けし成功した成木(1本)のみの生産であるが、更なる規模拡大に向けた研究に余念がない。
同氏は、「商品化まで20年もかかった。大変貴重なものであり、多くの方に味わってもらい新たなブランドとして確立したい」と語っている。
![]() クリスマスピーチ |
![]() 赤みが強いのも特徴 |
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