ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成22年2月) > 伝統野菜「五関菜(ごせきな)」の復活に向け始動
平成22年2月掲載
埼玉県・さいたま市
さいたま農林振興センター、JAさいたま、さいたま市
さいたま市では、主に自家用としてごく僅かしか栽培されなくなった伝統野菜「五関菜」を復活させようと、さいたま農林振興センターを通じて平成19年から同市緑区在住の吉田三明氏に採種を依頼し、復活に向けた取組を始めた。
「五関菜」は、同市桜区五関地区の農家が搾油用のなたねから食用に適するものを選 び、なばなとして利用してきたものの呼称である。五関菜は、こまつなに比べてあくが少なく、のらぼう菜に比べて茎が細いのが特徴で、煮浸し、お浸し、和え物(辛子和え・ゆず胡椒和え)などの調理に適している。は種の適期は10月中旬~下旬で、翌年3月中旬~4月下旬に収穫する。
20年3月に同市内の大崎園芸生産組合見沼直販センターで行った試験販売では、消費者から好評を得られ、20年に実施した直売所の野菜に関する講習会などで、主に直売関係者60人に種子を配布した。21年の種子の配布は約170人(約2ha分)に及び、作付面積は拡大へ着実に進んでいる。
今後、市内のJA直営店や個人の直売所などの多くに「五関菜」が並ぶ見込みで、地域の特産品としての期待が高まっている。
![]() 収穫期の「五関菜」 (写真提供:さいたま農林振興センター) |
![]() 収穫した「五関菜」 (写真提供:さいたま農林振興センター) |
![]() 調理の一例(和え物) (写真提供:さいたま農林振興センター) |
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