ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成22年2月) > 農家と酒造会社が連携して、酒米「山田錦」で日本酒造り
平成22年2月掲載
埼玉県・羽生市
熊倉光男・南陽醸造株式会社
羽生市の担い手農家熊倉光男氏と南陽醸造(株)(須永武芳社長)は、平成21年地場産の酒米「山田錦」を使用した日本酒造りに取り組んだ。
同米は、粒が大きく、中心の心白が小さいことから酒造りに最も適した品種といわれているが、病気に弱く、稲の草丈が高いため倒伏しやすく栽培が非常に難しい。
同氏は、県の指導を受けながら、他産地の情報と長年の米作りの経験を頼りに施肥量などを工夫し栽培を行い、約3,500kgの収穫に成功した。(作付面積82a)
玄米を55%まで精米した1930kgが同社で仕込まれ、約4,000リットルが醸造され《羽生産山田錦》「花陽浴(はなあび)」(720ml1,600円、1升3,200円)として県内の酒店を中心に出荷された。
同酒の仕上がりは、「山田錦を使ったほかの酒にひけはとらない逸品」と自信作で、「香りと深みのある味で飲みやすい」と好評である。
県は「今後2年程度は試験栽培期間として栽培し、品質や収穫量などの栽培適性を検討した上で実績が安定すれば本格的な栽培も考えていく」としており、同社と生産者は「新たな地産地消への取り組みとして拡げていきたい」と意欲を示している。
![]() 稲の草丈(桿長+穂長)は140cm |
![]() 羽生産山田錦「花陽浴(はなあび)」 |
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