ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成22年2月) > 新規作物の導入により農家の収入安定を目指す


ここから本文です。

 

平成22年2月掲載

新規作物の導入により農家の収入安定を目指す

静岡県・静岡市

取組主体

JAしみず

取組概要

   静岡市のJAしみず(望月眞佐志組合長)は、農家の収入安定を目指した「新規作物導入プロジェクト」の1つとして、平成21年10月に「JAしみずニンニク部会」を立ち上げ、「にんにく」の栽培を開始した。
   同JAでは、茶を始めとする農産物価格の低迷が続いているため、20年12月より同プロジェクトを進め、すでに、管内の庵原、小島、両河内地区において、主力の茶やみかんと植付けや収穫の時期が重なりにくい作物(とうもろこし、マコモタケ、さといも、夏たけのこ)を選択して、約60人で栽培に取り組んでいる。
   さらに、庵原地区では、国内産が評価され、高い収益性が見込まれる「にんにく」の栽培を取り入れるため、先進地である青森県から講師を招いて栽培方法を学んだ。最も大切なことは、「土作り」であり、酸性土壌を好む茶園等からの転換のため、「にんにく」に適した弱酸性の土壌作りを進めた。また、雑草の抑制や保湿などを図るため、地表をポリフィルムで覆うマルチ栽培を取り入れ、10月中旬には、モデル園地(10a)で部会員による高級品種「福地ホワイト6片」の植付けを行った。同地区での栽培面積は、全体で66aとなり、22年5~6月にかけて5tを収穫し、1か月ほど乾燥させてから3t(翌年の植付け用を除く)の出荷を計画し、23年以降の本格出荷を目指している。
   同JAでは、同プロジェクトにより2年間は「にんにく」を含めて5つ作物の栽培を進め、以降はさらに経済性の高い作物をケースバイケースで選択することで、農家の収入安定を図りたいとしている。

モデル園地
モデル園地
モデル園地(10a)に「にんにく」を植付けている様子
(写真提供:JAしみず) 
 にんにくの栽培
にんにくの栽培
「新規作物導入プロジェクト」によるにんにく栽培の様子
(写真提供:JAしみず)

お問い合わせ先

情報収集官署名
静岡農政事務所
静岡統計・情報センター
電話:054-246-6123

関東農政局案内

リンク集