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平成22年3月掲載

間伐材や国産材を活かした教材や玩具の開発と木育活動の推進

長野県・塩尻市

取組主体

酒井産業株式会社

取組概要

   塩尻市の酒井産業株式会社(酒井寬社長、社員50人)では、地場産間伐材や国産材を使った子ども用工作キットや遊具の開発、木育活動に取り組んでいる。
   同社では、子ども達に木とのふれ合いを通じ、地場産間伐材の有効活用と、国産材の良さを理解して欲しいとの思いから、平成18年から工作キットや遊具等の開発を始めた。21年6月には、経済産業省の「地域資源活用新事業展開支援事業」の認定を受け、埼玉大学、島根大学、長野県、林野庁のそれぞれと連携し、子ども向け工作キット、遊具等の協同開発や改善、木育授業プログラムの開発を進めている。
   これまでに、工作キット(箸作り・手作り木工・自然木活用)や遊具(丸太一本橋・丸太ステップ・ジョイントレール)など木製製品150アイテムを開発・改良した。素材には、ひのき、杉、からまつなどの間伐材と国産材を使用している。将来は300アイテム以上の製品を揃えたいとしている。
   また、同社では、20年11月に、埼玉大学教育学部付属幼稚園で、園児約100人、父兄約100人を対象とした木育体験出前授業を行った。授業内容は、「まっくらもりのひのっき」と題した同社オリジナル紙芝居を使用し、日本の森林や木、間伐の重要性を説明し、「箸作りキット」を使った箸作り体験を行った。
   園児らは、「初めての、カンナ削りはとっても楽しかった。おはしは、軽くていい香りがする。大切に使いたい。」と話していた。
   同社では、「県内でも、木育出前授業に積極的に参加したい。」「子ども達に、木のぬくもりを伝え、もの作りで感性を育てたい。」また、「関係機関が協力し、間伐材や国産材を活用することで、地域活性化にも繋げたい。」としている。

同社社員による紙芝居
同社社員による紙芝居 
(写真提供:酒井産業株式会社)
 箸作りキットを使った体験
箸作りキットを使った体験
(写真提供:酒井産業株式会社)
遊具を使った体験
遊具を使った体験
(写真提供:酒井産業株式会社)
 

お問い合わせ先

情報収集官署
長野農政事務所
松本統計・情報センター
電話:0263-47-2590

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