ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成22年7月) > 土壌中性化資材を使った有機農法(クラウドバイオ農法)
平成22年7月掲載
群馬県・前橋市
株式会社クラウド
前橋市で発砲スチロール等の処理機器を製造している株式会社クラウド(霜田勇松社長)は、農業用土壌中性化資材SNA(以下「SNA」という。)を開発し、平成22年当初より商品化した。
SNAは乳酸菌と放線菌・糸状菌(酵母類)を変成して作られたもので、アルカリ性土壌または酸性土壌をどちらでも中性化する効果を持つ。従来の方法では経年的な効果の持続は見込めないが、SNAは菌によって土壌を中性化するので、菌がいる限り土壌の中性を保つことができる。また、SNAは土壌中の非病原性微生物を増やし、病原菌を駆逐し農作物を守る特性がある。堆肥にSNAを混ぜると菌の力で腐敗臭をなくすため、SNAをまぜた堆肥を施用したほ場には虫が集まってこないという効果も併せ持っている。
既に、国内外で栽培実験を行っており、中国のPH9.8という過酷な条件での栽培の成功や、新潟県や徳島県の水田で増収と病害虫に対する防御能力の向上の効果がみられた。同社長は、「まずは群馬を基点とした有機農法を展開し、最終的には世界的な植林や砂漠の緑化事業を支援することにより地球が緑に覆われるのが夢」と話している。
![]() SNAを使用した稲作実験圃場(徳島県阿南市) 食味試験を行い好成績 |
![]() 堆肥にSNAと水を混ぜ4日経過 嫌な臭いが森の土の匂いに |
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