耕作放棄地を菜の花畑に再生
取組主体
取組概要
甲府市帯那地区の「帯那地域活性化推進協議会」(末木英明会長)では、緑豊かな自然環境を守り、次世代へ伝承したいと、地元住民の協力を得ながらが中心になり耕作放棄地を農地に再生する「菜の花プロジェクト」に取り組んでいる。
同地区は、標高600mの中山間地域で、かつては養蚕や稲作が行われていたが、近年では兼業化と農業従事者の高齢化等により、農地に雑草や雑木が生い茂り、耕作放棄地の解消が課題となっていた。
21年7月、山梨県の「耕作放棄地整備・景観保全事業」の助成を受け、重機などを使って、荒れた土地を掘り起こして約2haの耕作放棄地を農地に蘇らせた。10月には住民や小学生約200人が菜の花の種まきを行い、22年5月には菜の花の鑑賞会、7月には約600kgの菜たねを収穫し、食用として活用するために油を搾り、ふるさと特産品フェアで販売した。さらに8月からは同「市耕作放棄地解消事業」の支援を受け、新たに約1haの耕作放棄地の再生工事を実施、農地の拡大を図っている。
同協議会では「地域づくりに対する思いが伝わって、多くの方の支援をいただき、収穫が迎えられた。農地を山(山林)にしないよう、この取組を毎年続けていきたい」と話している。

栽培中の菜たね |

ふるさと特産品フェアで販売された菜たね油 |
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