ホーム > 統計情報 > 関東地域の農政推進地域情報 > 関東地域の農政推進地域情報(平成23年3月) > 希少洋野菜の産地化
平成23年3月掲載
栃木県・那須烏山市及び那珂川町
JAなす南洋野菜部会
JAなす南洋野菜部会(越雲宏(こしくもひろむ)部会長、部会員数21戸)は、少量多品目の希少洋野菜栽培の産地化を図り、東京市場や都内のレストランから高い評価を得ている。
同部会は、JAや同部会長が特産かぼちゃの収穫後のほ場を有効活用したいと思案していたところ、肥料も農薬もあまり必要なく栽培も容易な「からすだいこん」が候補にあがった。平成21年から試作栽培を行い市場に出荷したところ、高い評価が得られた。
このことから、新たな地域特産品の産地化を図るため農家を募り、22年6月に20戸の農家により洋野菜部会を設立した。
22年産の生産状況は、生産農家13戸、栽培面積は約5haで、収穫量は約6tであった。取引価格は、平均650円/kgで、通常、一般的なだいこんの取引価格120円/kgに比べて高値で取引された。また、大きさ、重量がにんじん程度なので、収穫や運搬作業が楽であることも栽培する魅力の一つとなっている。
現在、市場やレストランからは、「からすだいこん」のほか、イタリアの菜の花「チーマデラーパ」などの希少洋野菜を求める声が多くなっている。
JAと同部会は、「試作栽培を積極的に行いながら出荷体制づくりを進め、『困った時のなす南』と言われるような栽培をめざしたい。また、小さな面積でもできるので、耕作放棄地を再生し活用することも検討していきたい」としている。
![]() 「からすだいこん」は外皮は黒くピリッと辛いが 果肉は白くてきめが細かいのが特徴 |
![]() 収穫前の「チーマデラーパ」 |
![]()
情報収集官署名
関東農政局
栃木農政事務所
那須塩原統計・情報センター
電話:0287-36-1145