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新旭町針江区


農林水産大臣賞


かばたの水文化から自然環境を大切にするむらづくり 

概要

(1)むらづくりの背景動機

針江地区は、比良山系に源を発する安曇川の伏流水により清浄で豊かな地下水が自噴し、各家庭ではこの湧水を利用した「川端(カバタ)」と呼ぶ、古くからの生活用水があった。

平成元年に、県の有機活用事業に取り組んだのをきっかけに9名の農家により、針江有機米栽培グループ(現針江げんき米栽培グループ8名)を結成し、平成2年から、大阪の生協と米の取引を開始した。

(2)むらづくりの内容

  • グループで5年ごとに土壌分析を行い、その結果に基づいて、土づくり資材の種類や施用量を決めている。
    また、地域のカントリーエレベーターから出る廃塵等を譲り受け、籾殻やヌカ等と堆肥化して施用している。
  • グループの栽培基準を統一し、病害虫防除は雑草対策として初中期剤を1回散布するだけで、他に農薬は使用しない。種子消毒は温湯種子消毒を実施している。なお、肥料はレンゲすき込み+発酵鶏糞、有機質肥料を利用した有機100%の施肥体系である。
    また、6.5haで無農薬での栽培にも取り組んでいる。
  • 生産した米は、滋賀県の環境こだわり農産物の認証を受けている。認証面積30ha、内生協への出荷面積21ha(無農薬栽培米も生協出荷)。
  • 取引先の生協と、農作業体験等で当地区を訪れてもらったり、生協の勉強会に参加したりと年10回程度、
    生産者と組合員の交流を行っている。
  • 平成16年1月、NHKで琵琶湖と共存した針江地域の風景や「川端」を用いた生活の風情が紹介され、全国から人が訪れるようになった。これを契機に、針江区が先頭に立ち、地区の有志で「針江生水の郷委員会」を立ち上げ、当地区への来訪者やマスコミの対応等は委員会を通じて行っている。
  • 委員会による案内は月2回実施しており、参加者に地元の伝統食を提供したり、朝市を開催して地元農産物を販売している。
  • 地区内にビオトープを設置し、子どもを対象とした観察会を年5回程度開催している。
  • 地区内を流れる川の藻刈りなどの地域環境保全行事をイベント化し、地区外からも参加を募っている

 

   魚のゆりかご水田プロジェクト実施水田 水田に立てられたはりえげんき米看板 中島自然池の風景 

お問い合わせ先

企画調整室  
ダイヤルイン:075-414-9037
FAX:075-414-9060

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