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近畿農政局

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第二十津川紀の川及び大和紀伊平野地区土地改良事業が農業農村工学会の学会賞(上野賞)を受賞しました。

農業農村工学会の学会賞

 94日、東京農工大学本館講堂で開催された、「創立90周年記念 2019年度農業農村工学会大会」において、昨年度までに事業完了した国営かんがい排水事業「第二十津川紀の川及び大和紀伊平野地区土地改良事業」が学会賞(上野賞)を受賞しました。

社会経済の変化と水利施設の再生に対応した業績を評価され、事業主体の近畿農政局農村振興部の他、関係する奈良県、和歌山県及び土地改良区の連名による受賞となりました

国営第二十津川紀の川土地改良事業」及び「国営大和紀伊平野土地改良事業」は、戦後復興の代表的プロジェクトの一環として昭和27年度に着工した「国営十津川紀の川土地改良事業」の「二期事業」として、その後の社会経済状況の変化に伴う水需要の変化や土地利用・営農形態の変化、農業水利施設の老朽化等に対応することを目的に、平成11年度及び13年度に着工し、それぞれ紆余曲折を経ながら、平成29年度及び30年度に完了したものです。

事業は、水源である複数のダム等、基幹施設の改修を行うとともに、都市化の進展がみられた大和平野及び紀伊平野の農業地帯において、用水路等の幹線から末端までを国営事業で一体的に改修することで、受益面積や営農の変化に対応した新たな農業水利システムを構築し、土地改良区等が効率的な配水管理に取り組むとともに、新たに生み出された用水を両県の水道用水として利用するなど、他に類のない2県にまたがる大規模かつ複雑な水利用計画の中で、地域の水資源の有効活用を可能としたという大きな意義をもつ事業となりました。

事業の実施においても、非農家である地域住民も含めた多くの関係者への合意形成を図りながら、非常に難しい現場条件の中で、高度な技術力や創意工夫の発揮、また積極的な新技術の採用を行う一方で、環境・景観への配慮、小水力発電や太陽光発電の導入も行うなど、農業農村工学に関する事業の新たな分野の発展に大きく寄与したと認められ、学会賞の中でも特に権威のある「上野賞」を授与するに相応しいと評価されたものです。これもひとえに事業に携わった関係者の方々の功績に他ありません。

 

※第二十津川紀の川土地改良事業及び大和紀伊平野土地改良事業の概要は以下をご覧下さい。

(二十津)http://www.maff.go.jp/kinki/seibi/sekei/kokuei/nitotu/index.html

(大和紀伊)http://www.maff.go.jp/kinki/seibi/sekei/kokuei/yamatokii/index.html

 

【農業農村工学会とは・・・】

農業農村工学会は、「農業農村工学の進歩及び農業農村工学に関わる研究者・技術者の資質向上を図り、学術・技術の振興と社会の発展に寄与する」ことを目的とし活動を展開している、日本学術会議協力学術研究団体です。

【上野賞とは・・・】

「農業土木事業(農業農村整備事業)の発展に尽くした事業」を対象に授与することとして昭和46年に設置されました。上野賞は、渋谷駅前に銅像が建つ忠犬ハチ公の飼い主である「上野英三郎」先生(東京大学農学部)のご遺徳を偲び、学会賞の一つとして設けられたものです。

 村上農業農村工学会長から前田農村振興部長に上野賞の授与
 村上農業農村工学会長から前田農村振興部長に上野賞の授与
前田農村振興部長の受賞者講演 
 前田農村振興部長の受賞者講演
 他の受賞者と記念撮影(前列椅子右3番目が部長。左端が大和平野改良区江南専務理事)
 他の受賞者と記念撮影(前列椅子右3番目が部長。左端が大和平野改良区江南専務理事)
 賞状と記念盾
 賞状と記念盾

 

お問合せ先

農村振興部設計課

担当者:前野
代表:075-451-9161(内線2520)
ダイヤルイン:075-414-9513
FAX番号:075-417-2090

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