「平成29年度近畿産大豆生産・需要拡大協議会 講演会」を開催しました
近畿産大豆生産・需要拡大協議会(※1)は、平成30年2月23日(金曜日)に京都市において、講演会を開催しました。
この講演会は、大豆の生産及び需要拡大に繋げることを目的に、生産者、実需者、流通業者、近畿農政局管内各府県、公設試験研究機関などから約40名の方に参加いただきました。
はじめに、京都大学 農学研究科 栽培システム学研究室 教授の稲村達也氏から「田畑輪換田におけるダイズ収量の変動ー奈良県桜井市の事例からー」と題して講演をいただきました。
続いて、農研機構(※2)西日本農業研究センター 営農生産体系研究領域 転換畑多収栽培グループ長の片山勝之氏から「大豆の生産性向上と安定化」と題して講演をいただきました。
御二人の講演後、協議会の座長である京都大学 農学研究科 作物学研究室 教授 白岩立彦氏から「気候変動と日本のダイズ収量」と題して話題提供をいただきました。
意見交換の時間では参加者から、本年産の黒大豆に関する着莢と気温の関係についてや水田の地力と大豆生産の関係などについて質問が出され、講師からは逐次回答をいただきました。
(※1)「近畿産大豆生産・需要拡大協議会」とは、近畿産大豆の生産及び需要拡大を目的に、生産者、消費者団体、実需者、試験研究機関、近畿農政局管内各府県等で構成される組織。(座長:京都大学 農学研究科 教授 白岩立彦氏、事務局:近畿農政局生産部生産振興課)
(※2)「農研機構」とは、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構の略称。
(講演)「田畑輪換田におけるダイズ収量の変動ー奈良県桜井市の事例からー」 京都大学の稲村達也氏 |
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(講演)「大豆の生産性向上と安定化」 農研機構西日本農業研究センターの片山勝之氏 |
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(話題提供)「気候変動と日本のダイズ収量」 京都大学の白岩立彦氏 |
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講演会の様子 |
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意見交換の様子 |
お問合せ先
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