
兵庫県は、北は日本海、南は瀬戸内海に面し変化に富んだ地形と自然条件のもとに多種多様な農業が営まれ、京阪神大消費地への食料供給基地となっています。地域的には、阪神地域で近郊型の野菜生産が盛んであるほか、淡路地域の野菜、酪農、但馬地域の肉牛生産等が全国的にも有名です。

京都府は、北の丹後地域から南の山城地域に至る変化に富む自然条件と社会条件を反映し、地域ごとに特徴ある農業生産が行われています。府南部を中心に、宇治茶に代表される伝統的な茶の生産が盛んです。また、京野菜などのブランド化にも取り組んでいます。

大阪府は、都市化の進行などによって、農業経営は厳しい環境に置かれていますが、大消費地近郊の立地条件を活かし、施設園芸などの集約的で高収益の農業が繰り広げられています。

滋賀県は、琵琶湖周辺の平野地帯を中心に、水稲を基幹作目とした土地利用型の農業が行われています。また、集落営農をはじめとした経営組織の大規模化が進んでいます。

和歌山県は、温暖な気候と大消費地に近接した立地条件のもとで、みかん・うめ等の果実、さやえんどう等の野菜、スターチス等の花の供給基地となっており、全国的に高いシェアを有しています。

奈良県は、高度な栽培技術や、大消費地近郊に位置する市場条件を活かして、稲作のほか、野菜、果実、花き、茶、畜産などの多様で収益性の高い農業が繰り広げられています。
