はじめにもどる よむ サンカする
no
リストにもどる
 
まえのページ
  つぎのページ  

【Bゾーン:郡山・磯城ゾーン】(磯城郡三宅町)


ばん(伴)どう(堂)と書いて、「ともんど」って読むんですね。

 
 
 

この伴堂池(ともんどいけ)のある三宅町(みやけちょう)というのはすごく古いのよ。万葉集(まんようしゅう)にも三宅という地名が出てくるの。

万葉集(まんようしゅう)

そう。この町は奈良県で一番小さい町なんだけれども、実は古くからある町なんだよ。その証拠(しょうこ)に万葉集に「三宅の原」とうたわれているくらいなんだから。

実はこの三宅というのは、古代の天皇のためのお米をつくっている土地である屯倉(みやけ)からきていると言われていてね、つまりこの辺一帯は天皇にさし出すお米を作っていたんだ。

 
それに、やまとくんが大好きなものを作っている町でもあるのよ。  
 

なに、なに?教えて。

 

だめよ、すぐひとに答えを聞こうとするんだから。考えてごらんなさい。

 

なんだろうな。

 
あすか:やまとくんは、学校から帰ると何をしているの。

まず勉強かな。

うそばっかり。

 
へへっ、じつは友達とキャッチボールをしてるんだ。
そう、それよ。三宅町はなにをかくそう、その野球のグローブやミットを沢山作っていてね、日本一といってもいいほどなのよ。グローブ作りの名人もいるのよ。
へぇ、初めて聞いたよ。
それに、この町からプロ野球の選手が3人も出ているの。  
やまと:だれ?  
あすか:まず、今村正博さん。この人は、三宅町出身のプロ野球選手第1号なの。南海ホークスという球団で活やくしたの。次が、駒田徳広さん。巨人から横浜へ移って大活躍された選手。そして若井基安さん。この人も南海でプレーされた選手だったわ。
 

このあたりの田んぼでは、昔はこの町の東側を流れる寺川(てらかわ)から水を取り入れていたんだ。だから雨がふらないひでりの時はとても困っていたんだね。

そこで田んぼに水をくばることができる池を明治の中頃、正確には明治19年(1886年)につくられたんだ。つまりこの伴堂池はできてから120年たっているということだね。

そして、平成8年に水環境整備事業(みずかんきょうせいびじぎょう)が行われ、公園のように整備されたんだ。

でもね、ちょっと残念なのは今工事が進められている「京奈和自動車道(けいなわじどうしゃどう)」のために、この伴堂池の東側の一部がけずられるとのことなのだ。

屏風池(三宅町)浮き御堂
京奈和自動車道工事中(白い橋脚)

伴堂池親水階段護岸

けいなわ?

京都、奈良、和歌山を結ぶぜんぶで約(やく)120kmの幹線道路(かんせんどうろ)でね、この3県の頭の文字を取って「京奈和自動車道」と名づけたんだね。

この道路ができると、奈良市から和歌山市まで今までは約3時間かかっていたんだけれど、それが約1時間で行けるようになるんだよ。国道24号線の交通じゅうたいが少なくなることが、期待されているんだよ。

 
 
 
池名称 伴堂池
よみかた ともんどいけ
 
受益面積:
  68.9ha
大きさ:
  3.0ha
築造年代:
  1840年
所在地:
  磯城郡三宅町字伴堂小字ミバシリ7
アクセス:
  近鉄橿原線石見駅の西方約500m
キーワード:
  太子道(筋違い道)、水環境整備、京奈和道路

ため池改修事業名:
国営総合農地防災事業大和平野地区
ため池改修年度:
平成8年度
 

リストにもどる
 
まえのページ
  つぎのページ