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近畿農政局

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事務所の活動状況

      南近畿土地改良調査管理事務所の活動状況をお知らせします。

 ダム管理演習

令和4年5月10日(火曜日)、大迫ダム及び津風呂ダムにおいて、洪水時における安全なダム管理に資するとともに、関係住民のダム管理への理解を深めることを目的に、国土交通省 大滝ダムを含む紀の川水系のダムとともに「ダム管理演習」を実施しました。
  同演習は、毎年、出水期に先立ち実施されるもので、警報車・サイレンによる一般への放流警報や関係機関への通知・連絡等の演習を行いました。

H29_ダム管理演習           H29_警報車・局

国営施設応急対策事業「五条吉野地区」着工式を開催

令和2年2月18日(火曜日)、南近畿土地改良調査管理事務所は、国営施設応急対策事業「五条吉野地区」着工式を開催しました。
 五条吉野地区は、県中西部に位置した五條市及び下市町にまたがる受益面積1,593haの樹園地であり、柿、梅を主体とする農業経営が展開されている。これらの農業を支える基幹的な農業水利施設は、国営五条吉野土地改良事業(昭和49年~平成13年)により整備されたが、事業完了後20年近くが経過し、幹線水路の一部の水管橋部の漏水、一の木ダムの水管理施設の経年的な劣化等、農業用水の安定供給やダムの安全管理に支障が生じていることから、これらの施設の改修を行うため本年度から着工しました。

 着工式には奈良県杉山農林部長をはじめ、太田五條市長、小林下市町副町長、寺本五條吉野土地改良区理事長のほか、奈良県、奈良県土連、五條吉野土地改良区、近畿農政局の関係者、総勢50名が出席し、寺本理事長からの祝辞では「今回の事業により、長年の悲願であった一の木ダムの水管理システム等の改修・更新により農業生産の維持及び農業経営の安定に資するものと確信いたします。」と、本事業により地域農業がさらに発展することに期待を寄せられました。

着工式

南紀用水支所 閉所式 

令和元年11月7日(木曜日)、南近畿土地改良調査管理事務所は、国営施設応急対策事業「南紀用水地区」の実施を担ってきた南紀用水支所の看板降納と閉所式を開催しました。
南紀用水地区の基幹的な農業水利施設は、国営南紀用水土地改良事業(昭和48年度~平成7年度)により造成され、事業完了後20数年が経過している中、東本庄揚水機場においてはポンプの故障により送水が停止する不測の事態が発生、また、辺川頭首工においては固定堰の摩耗等による施設の性能低下、水管理施設においては電気通信設備の故障等による性能低下が生じていたことから、これらの施設の機能を保全するため、平成28年6月に当支所を開設し、総事業費650百万円、工期を平成28年度~31年度(令和元年度)の4年間の予定で応急対策事業を行ってきました。
閉所式には、松浦和歌山県農林水産政策局長、小谷みなべ町長、林田辺市副市長、松川南紀用水土地改良区理事長ほか、和歌山県、関係市町、県土連、土地改良区、近畿農政局の関係者、総勢53名が出席し、祝辞では本事業の完了へのお礼と二期事業の早期着工への期待が寄せられました。また、松川理事長からは、「今後、役職員共々協力して更に地域に役立つ土地改良区として歩んでいきたい」との決意が示されるなど、次世代に引き継ぐべき地域経済を牽引する梅産業の発展に期待が寄せられました。
今回の看板降納及び閉所式を終え、当事務所・支所職員一同は、関係機関及び地元の期待に応えるため、一丸となって円滑な工事と二期事業の地区調査実施に向けて決意を新たにしました。

看板降納1    看板降納2

閉所式1  閉所式2 

南紀用水支所 開所式 

平成28年7月22日、南近畿土地改良調査管理事務所(以下「事務所」という)は、国営施設応急対策事業 南紀用水地区の実施を担当する「南紀用水支所」の看板掲揚及び開所式を開催しました。

看板掲揚

15時30分から和歌山県田辺市の南紀用水支所において、和歌山県 農林水産部 農林水産政策局長(農林水産部長 代理)、田辺市長、みなべ町長、南紀用水土地改良区(以下「改良区」という)理事長、近畿農政局次長、同 農村振興部長、同 事務所長、及び同 事務所 南紀用水支所長により看板が掲揚されました。
280722_南紀用水支所_看板掲揚280722_南紀用水支所_看板掲揚(記念写真)









〇看板掲揚

[向かって左から]近畿農政局次長、改良区 理事長

〇看板掲揚(記念写真)  

 [前列向かって左から]みなべ町長、近畿農政局次長、和歌山県 農林水産政策局長、田辺市長

[後列向かって左から]事務所長、近畿農政局 農村振興部長、改良区 理事長、南紀用水支所長

開所式

16時10分から紀伊田辺シティプラザホテルにおいて、和歌山県、田辺市、みなべ町、改良区及び近畿農政局から55名が出席し、事務所主催の開所式を開催しました。

   冒頭の近畿農政局次長の式辞に続き、和歌山県 農林水産部 農林水産政策局長(農林水産部長 代理)、田辺市長、みなべ町長及び改良区 理事長から祝辞を頂きました。田辺市長からは「南紀用水は完成後20年間、樹園地へのかん水や病害虫の防除に大きな役割を果たしてきた。近年、老朽化や維持管理に関する課題が生じる中、今回の国営事業の発足は、受益者のひとりとしても感謝するとともに期待している。国営事業による大きな成果を当地域の振興に生かすため、行政として努力していきたい。」旨が述べられました。次に、事業推進協議会会長でもあるみなべ町長からは「従来、農業用水の確保は、トラックで急斜面を運ばなければならなかったが、現在、南紀用水により、その労力や危険から解放されている。このため、昨年認定された世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」を次世代に継承するためには南紀用水が必須であり、今後とも、南紀用水の維持管理に努めたい。」旨が述べられました。

   その後、来賓紹介、祝電披露、事務所長から事業概要説明及び支所職員の紹介を行い、開所式を無事終了することができました。

   事業推進のため、事務所としてもバックアップする所存です。今後とも、ご指導、ご協力をお願いします。 
280722_南紀用水支所_田辺市長(祝辞)
280722_南紀用水支所_田辺市長






280722_南紀用水支所_みなべ町長(祝辞)280722_南紀用水支所_みなべ町長



お問合せ先

近畿農政局 南近畿土地改良調査管理事務所

ダイヤルイン:0747-52-2791

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