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近畿の農業
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近畿の農業
(1) 地域の特色
近畿地方は、日本列島のほぼ真ん中に位置しており、 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の2府4県で構成されています。
耕地面積は21万8400ha(全国の5%)、 農業経営体数は10万3835経営体(全国の10%)です。
主要水系は、淀川、加古川、揖保川、円山川、由良川の5河川。 中でも、大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・三重の2府4県にまたがって流れる淀川は、 延長75km、流域面積8240km2に及ぶ近畿地方最大の河川であり、 近畿圏における社会・経済・文化の基盤となっています。
(2) 地域の農業
近畿地方では、都市近郊という立地を活かし、 水稲作を中心に、野菜や果樹、茶、畜産等の多様な営農が展開されています。
滋賀県では、 水稲に、麦・大豆等を組み合わせた水田農業のほか、茶の生産、畜産がおこなわれています。 琵琶湖との共生を掲げ、化学合成農薬と化学肥料の使用量削減や、湖魚の産卵地としての水田活用など、環境に配慮した「環境こだわり農業」に取り組んでいます。
京都府では、 水稲のほか、京水菜や九条ネギなどの京野菜・茶などを生産しています。 中でも、安心・安全と環境に配慮した方法で生産し、高い品質が確保されたものを「京のぶらんど産品」として認証し、付加価値をつけて販売しています。
大阪府では、 都市近郊という立地を活かし、春菊や小松菜などの葉物野菜、玉ねぎ、水茄子等のほか、ぶどうやいちじくなどの果樹を生産しています。
兵庫県では、 北部の但馬地域では 但馬牛、播磨地域では 酒米、丹波地域では黒大豆や栗、 温暖な淡路島では 玉ねぎやレタス、カーネーションなどを生産しています。
奈良県では、 北部の大和平野地域では米、野菜、花卉を、北東部の大和高原地域では茶、畜産、花卉を、北西部の丘陵地帯では花卉(菊)を生産しています。 南部の五條吉野地域では柿や梅などの果樹栽培が盛んです。
和歌山県では、 太平洋に面した温暖な気候を活かし、みかん、梅、柿等の果樹を中心に、野菜・花卉の栽培が盛んです。 特に果樹は、全国有数の供給基地として、県の農業算出額の約7割を占めています。
より詳しい情報をお求めの方は、以下サイトを参照ください。 (参考)近畿農業の概要(近畿農政局HP)
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TEL:075-602-1313
淀川水系土地改良調査管理事務所