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近畿農政局

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観光のまちづくりとインバウンドの取組~おもてなしの心~
京都府京丹後市

【印刷用】(PDF : 109KB)

取組概要

日本列島のほぼ中央に位置し、京都府北部の日本海に面している京丹後市は、ユネスコ世界ジオパークに認定される美しい海岸線や四季の表情豊かな自然、カニに代表される新鮮な魚介類、丹後産コシヒカリ、フルーツなど海、山、里に育まれた食、豊富な温泉、そして歴史と伝説、文化にあふれ、あらゆる観光資源に恵まれています。
近年の訪日外国人旅行者の増加に対応すべく、京丹後市では平成28年3月に「外国人観光客おもてなしマニュアル」を作成し、市内約200の宿泊施設等に配布、周知するとともに、観光事業者向けの英語セミナーの開催、英語版のスマートフォン用観光アプリの配信、宿泊事業者を対象としたWi-Fi等無線LAN環境整備、施設看板等の多言語表示などの取組を支援する「外国人観光客受入環境整備補助金」を設けるなど、観光客の誘致促進と受入体制整備に取り組んでいます。
また、2020年東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンに登録し、国際交流や地域スポーツツーリズム、観光振興など、地方創生に向け取り組んでいます。

取組推進のポイント

ユネスコ世界ジオパーク認定を受けた山陰海岸ジオパークを保全・活用しながら交流人口拡大を図ります。漁船タクシーでダイナミックな景色を海から眺めたり、定置網体験で漁師気分を味わったり、民家での田舎・農業体験、メロン、ブドウ等の果実収穫体験、丹後ばらずしをはじめとする郷土食、産業観光と農商工観連携による見学・体験プログラム等を駆使しながら、外国人旅行者の受入態勢の確保、充実を図り、地域全体で「おもてなし」の向上に努めています。

課題

訪日外国人旅行者へ十分アピールできる観光資源を有していながら、周辺の観光地である天橋立(宮津市)や城崎温泉(豊岡市)などと比較すると知名度が低く、また京阪神からの公共交通での利便性が高いとは言えず、旅行者数はまだ少ない状況にあります。

【将来展望】

海の京都DMOや豊岡版DMOとの連携など、広域連携による効果的なプロモーション活動、各種データ・調査に基づく的確な誘致戦略を展開するとともに、「美食」や「ほんまもん体験」など本市特有の上質な観光資源を更に活用、発信し、訪日外国人旅行者の大幅な増加を目指します。

 将来展望

現在、海外において日本茶に対する関心が高まってきていることを活かして、ヨーロッパ等で大学や茶店を訪問してワークショップ等を行うツアーを企画して、海外で外国の方に日本茶に関心を持ってもらうことにより、インバウンドのみならずアウトバウンドからインバウンドへの流れを作ろうと考えています。
また、訪日外国人向けに日本の茶産地を巡る企画も考えています。
おもてなしマニュアル 収穫体験

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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