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近畿農政局

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伝統的健康食である「梅」を時代の食生活にあわせて美味しく、より食べやすく
中田食品株式会社(和歌山県田辺市)

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取組概要

中田食品株式会社は明治30年に創業、平成9年には天皇皇后両陛下が本社工場をご天覧されました。梅干工場には窓越しに梅干の製造工程を見ることができる見学通路「梅回廊」を設け、紀州梅に関する写真・パネル等も展示しており、海外からの見学者には、英語での対応(要事前予約)が可能です。
また、直売店の隣に建つ「ぎゃらりぃ梅園」では、梅をモチーフにした陶器や壺・掛け軸のほか季節ごとの美術品を多数展示しており、敷地内の梅園では、2月初旬頃から南高梅をはじめ約17種類の梅の花を楽しむことができます。
中田食品の店舗

取組推進のポイント

本社工場敷地内にある直営売店は、主力の梅干だけでなく梅酒にも力を入れており、海外からの観光客も訪れ、特に東南アジアのお客さまに梅酒が『おいしい』と大好評です。中田食品では梅酒を世界27カ国に輸出しており、海外でのPR活動にも力を入れています。
また、平成24年4月には浙江省杭州市に中国現地法人娜咖嗒商貿(杭州)有限公司を設立し、中国市場及び上海市内百貨店において梅酒、梅加工食品の販売を開始しました。
梅干作業風景

課題

インバウンドは香港、台湾、タイなど東アジアからの団体ツアーで、滞在時間が短いお客様がほとんどでしたが、ここ数年は個人旅行者も増加傾向にあるため、長時間の滞在でも旅行者に満足いただける施設、インフラの整備を早急に行う必要があると考えています。また、海外のお客様に向けて梅の魅力や当社の情報をどのように発信していくかが課題です。 敷地内の梅園の風景

将来展望

海外でのPR活動を通して感じているのは、健康への関心がとても高いということです。高品質の紀州の梅から造る梅酒、梅干、梅加工食品を現代人の生活に合わせ、さまざまな形で提供し、消費者の購買意欲を向上させる取組を進めたいと考えています。

お問合せ先

企画調整室
ダイヤルイン:075-414-9036
 FAX:075-414-9060

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