滋賀県産大豆を使用した『比叡ゆば』を外国人観光客に提供
株式会社比叡ゆば本舗「ゆば八」(滋賀県大津市・守山市)
取組概要
ゆば八は、1940年の創業以来、近江商人の理念(売り手よし、買い手よし、世間よし)を大切に湯葉(ゆば)づくり一筋。業務用から家庭用まで、国内はもとより海外でも好評価を得ています。 ゆば八が製造・販売する『比叡ゆば』※の原材料である大豆は、地産地消、食料の輸送に伴う環境への負荷軽減に向けた取組を考慮して、全て「滋賀県産」を使用しています。基本的に守山工場で使用する大豆は、守山市周辺で栽培されたものを、長浜工場で使用する大豆は、長浜市周辺で栽培されたものを50%以上使用することとしています。 また、平成28年には、守山工場でハラール認証を取得し、販売店舗を訪れるムスリムの観光客にも喜んでいただける湯葉(ゆば)づくりに取り組んでいます。 ※『比叡ゆば』は、株式会社比叡ゆば本舗 ゆば八の登録商標です。 |
取組推進のポイント
湯葉(ゆば)の原料である大豆は、滋賀県内の大豆生産者を元気づけるため、平成24年からJAと雑穀店を介した契約栽培により100%滋賀県産大豆を使用しています。 また、輸出拡大のために取組を始めたハラール認証は、ISO/FSSC22000認証を既に取得していた事もあり、速やかに取得することができました。 |
課題
最近、販売店舗には、訪日外国人観光客が増加しています。このため、販売店舗やホームページにおける多言語表記の拡充、対応出来るスタッフの増員などが今後必要と感じています。 |
将来展望
滋賀県には、湯葉(ゆば)づくりには欠かせない世界に誇れる美しい琵琶湖と大豆の生産地が広がっています。 これからも世界に誇れる豊かな資源を海外に向けて発信することにより、店舗を訪れる外国人観光客や湯葉(ゆば)の販売が増えるものと考えています。 |
お問合せ先
企画調整室ダイヤルイン:075-414-9036
FAX:075-414-9060