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平成22年4月1日
赤松農林水産大臣談話
戸別所得補償モデル対策がいよいよ本日から開始されます。この対策は、23年度からの戸別所得補償制度の本格実施に向け、農政の大転換の歴史的な第一歩となります。
戸別所得補償制度は、食料自給率の向上を図るとともに、農業と地域を再生させ、農山漁村に暮らす人々が将来に向けて明るい展望を持って生きていける環境を作り上げていくための施策です。同時に、環境の保全や美しい景観などの農業・農村の多面的機能を維持し、我が国の資産として維持していくためのものです。国民の皆様におかれましては、是非、このモデル対策のスタートを期に、農業・農村が大きな価値を持っているとの想いを共有し、本対策の重要性についてご理解頂きますようお願いいたします。
農業者の皆様におかれましては、新しい農政が開始される意義を十分自覚していただき、意欲を持ってこの対策に参加し、更なる経営発展に取り組んで頂きたいと思います。これまでの農政に不安を感じておられる方もいらっしゃるかと存じますが、この対策を底支えにして、希望と誇りを持って農業経営に取り組んでいただきたいと思います。一人でも多くの農業者の方々が喜びを持って参加していただけることを、期待しております。
都道府県、市町村の農政担当の皆様、農業協同組合、農業共済組合、農業委員会をはじめとする関係団体の皆様におかれましても、対策の円滑な実施に向け、地域協議会における加入促進や確認作業等の事業の推進について、これまで以上の御協力をお願いいたします。
農林水産省といたしましては、職員一同一丸となってこの対策の円滑な推進に取り組んでまいります。これまでも、農政局に統一的な窓口を設置し、全国で8千回を超える説明会を行ってきておりますが、更に丁寧な説明に努めてまいります。不明な点があれば、是非、最寄の農政局・農政事務所にお問い合わせください。
このモデル対策を皮切りに、戸別所得補償制度の本格実施、農業・農村の6次産業化、食の安全・安心の確保に取り組み、新しい農政の確立に向けた施策を積極果敢に展開してまいります。これらにより、消費者と国民が豊かな食と環境の恩恵を受け、また、農業者・食品産業事業者の皆様が誇りと希望を持って事業に従事できる社会、すなわち、国民全体で農業・農村を支える社会を創造するため、あらゆる努力を傾けてまいります。